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【犬の散歩しつけ】初心者でも安心!問題行動を解決する3つのコツ

こんにちは、もん吉です。

愛犬との散歩を楽しみたいのに、

はちみちゃん

リードをぐいぐい引っ張られて、腕が痛い…

あかねちゃん

他の犬や人に吠えかかって、周りの目が気になる…

はちみちゃん

道端のものを何でも拾い食いしそうで、ヒヤヒヤする…

こんな風に、毎日の散歩がストレスになっていませんか?

その問題行動、実は力ずくで叱るよりも、犬との「信頼関係」を築くことで驚くほど改善が期待できるのです。

犬が安心できるリーダーとして飼い主さんが一貫した態度を示すことで、散歩はもっと穏やかで楽しい時間になるでしょう。

この記事では、犬の散歩のしつけに悩む方に向けて、

  • 散歩中に問題行動を起こす犬の心理と根本原因
  • 「引っ張り・拾い食い・吠え」三大問題行動別の具体的なしつけ方
  • これから散歩デビューする子犬のための準備とポイント
  • 飼い主が陥りがちなNG行動と見直しのコツ

上記について、私自身の愛犬との暮らしで試行錯誤した経験を交えながら解説しています。

散歩は愛犬との絆を深める大切なコミュニケーションの時間です。

ぜひこの記事を参考にして、あなたと愛犬にとって、毎日のお散歩が待ち遠しくなるような関係を築いていきましょう。

目次

犬の散歩のしつけは「信頼関係」がすべて!大声で叱るのは逆効果です

犬の散歩のしつけで悩んでいる飼い主さんは、本当に多いのではないでしょうか。

実は、散歩中の問題行動の多くは、飼い主さんとの「信頼関係」を築くことで解決に向かうケースがほとんどなのです。

力ずくで押さえつけたり、大きな声で叱ったりするのではなく、まずは犬がなぜそのような行動をとるのか、その心理を理解することから始めてみましょう。

なぜ犬は散歩中に問題行動を起こすのか?その心理とは

犬が散歩中にリードを引っ張ったり、他の犬に吠えたりするのには、必ず理由があります。

多くの場合、その根底にあるのは「不安」や「興奮」、あるいは「自分がリーダーとして群れを守らなければ」という本能的な気持ちです。

例えば、他の犬に吠えるのは、恐怖心から相手を遠ざけようとしているのかもしれません。

また、ぐいぐいとリードを引っ張るのは、早く目的地に行きたいという興奮や、飼い主さんを自分が先導しようという気持ちの表れとも考えられます。

これらの行動は、犬からすればごく自然な反応なのです。

私も経験した失敗談。力ずくのしつけが招いたこと

実は私も、今の愛犬を飼い始めた頃は、しつけに悩んだ一人です。

散歩中に強く引っ張られるたびに、こちらも力で対抗してリードを強く引き返していました。

しかし、その結果どうなったかというと、犬はさらに頑固に引っ張るようになり、散歩の時間がお互いにとって苦痛なものになってしまったのです。

もん吉

このままではいけない

と思い、しつけの方法を根本から見直すことにしました。

この経験から、罰を与える方法では犬との信頼関係は築けないと痛感しました。

飼い主がリーダーシップを示すと犬は安心する

犬は本来、リーダーに従うことで安心感を得る動物です。

飼い主さんが落ち着いて、一貫した態度で「こちらがリーダーだよ」と示してあげることが、何よりも大切になります。

危険なことから守ってくれる、頼れるリーダーだと犬が認識すれば、犬は飼い主さんの指示に安心して従うようになるでしょう。

リーダーシップとは、決して力で支配することではありません。

犬の気持ちを理解し、正しい方向に導いてあげる、静かで毅然とした態度のことを指します。

【悩み別】犬の散歩でよくある3大問題行動のしつけ方とコツ

犬の散歩における悩みは、多くの飼い主さんに共通するものがあります。

特に「リードの引っ張り」「拾い食い」「他の犬や人への吠え」は、三大問題行動と言ってもいいかもしれません。

しかし、これらの行動にはそれぞれ原因があり、その原因に合った正しいアプローチをすれば、改善が期待できます。

ここでは、悩み別に具体的なしつけのコツを、私の経験も交えながらご紹介しますね。

1. リードの引っ張り癖を直すには?「飼い主の横が一番」と教える練習

リードの引っ張り癖を直す基本は、犬に「飼い主の横を歩くことが一番快適で楽しい」と学習させることです。

犬が前に出ようとしてリードが張った瞬間、飼い主さんはピタッと立ち止まるか、くるりと進行方向を変えるのが効果的でしょう。

この練習のポイントは、絶対にリードを強く引き返さないこと。

力には力で対抗するのではなく、「引っ張っても前には進めない」というルールを、犬自身に気づかせることが大切なのです。

具体的な練習方法は以下の通りです。

  • まず、普通に歩き始めます。
  • 愛犬が前に出てリードがピンと張った瞬間、声を出さずにその場で立ち止まります。
  • 犬が「あれ?」と思ってこちらを振り返ったり、リードが少しでも緩んだりしたら、すかさず褒めてあげて、再び歩き始めましょう。
  • これを何度も繰り返すことで、犬は「リードを張らなければ、散歩が進む」と学習していきます。

この方法は根気がいりますが、コツコツ続けることで犬は飼い主さんのペースに合わせることを覚えてくれますよ。

2. 危険な拾い食いをやめさせるには?遊びながら楽しくトレーニング

散歩中の拾い食いは、愛犬の命に関わることもある非常に危険な行動です。

この癖をやめさせるには、無理やり口から物を取り上げるのではなく、「拾い食いするより、飼い主さんからもらう方が良いことがある」と教えるのが最も安全で効果的です。

「ちょうだい」や「放せ」といったコマンドを、遊びの中で楽しくトレーニングしていきましょう。

はちみちゃん

うちの子は食い意地が張っているから無理かも…

と感じるかもしれませんが、大丈夫です。

おやつを使った交換ゲームなら、多くの犬が喜んで参加してくれます。

  • 「ちょうだい」の練習
    まず、犬がおもちゃで遊んでいる時に、もっと魅力的なおやつを見せます。犬がおもちゃを放しておやつに注目したら、「ちょうだい」と言いながらおやつをあげ、たくさん褒めてあげましょう。
  • 拾い食い防止の応用
    散歩中、愛犬が地面の何かに興味を示したら、すかさず名前を呼んで注意をこちらに向けさせます。こちらを向いたら、持っているおやつをあげて褒めてあげてください。

このトレーニングの目的は、落ちている物への興味を、飼い主さんへの期待感に変えることです。

根気よく続ければ、危険な拾い食いを予防できる可能性が高まります。

3. 他の犬や人に吠えるのをやめさせるには?興奮させない環境作りが鍵

他の犬や人への吠えは、恐怖心や過剰な興奮が原因であることが多いです。

したがって、しつけのポイントは、犬が興奮してしまう状況を避け、落ち着いていられる環境を作ってあげることになります。

具体的には、吠えの対象となる犬や人と十分な距離を保ち、「吠えなくても大丈夫だ」と教えてあげることが重要です。

いきなり他の犬がたくさんいる公園に連れて行くのではなく、まずは遠くから見るだけの練習から始めましょう。

このトレーニングは、犬の心理的な負担を考慮しながら、少しずつ進めることが成功の秘訣です。

  • 距離を保つ
    愛犬が他の犬に気づいても、まだ吠えずにいられる距離を見つけます。その距離を保ちながら、すれ違う練習をしましょう。
  • ポジティブな印象付け
    「他の犬が見える=飼い主さんから良いことがある」という関連付けを何度も行うことで、他の犬に対する苦手意識や過剰な興奮が、徐々に和らいでいくことが期待できます。

焦らず、愛犬のペースに合わせて、少しずつ慣らしていくことが大切ですよ。

これから散歩デビューする子犬のしつけで大切なこと

子犬を家族に迎え、これから散歩デビューを控えている飼い主さんにとっては、期待と同時に不安も大きい時期かもしれませんね。

特に初めて犬を飼う方や、大型犬が初めてという方は、「最初が肝心」という思いが強いことでしょう。

大丈夫です。

事前の準備と正しい知識があれば、散歩デビューは決して難しいものではありません。

ここでは、子犬が安心して散歩を楽しめるようになるための、大切なポイントを解説します。

散歩デビューはいつから?適切な時期と準備

子犬の散歩デビューに最適な時期は、一般的にワクチンプログラムが完了してから1〜2週間後、生後3ヶ月〜4ヶ月頃とされています。

ただし、これはあくまで目安です。

最終的な判断は、必ずかかりつけの獣医師さんに相談して、許可を得てからにしましょう。

伝染病から子犬を守ることが最優先ですからね。

散歩デビューに向けて、事前に準備しておきたいものは以下の通りです。

  • 首輪・ハーネス
    子犬の体に合った、軽くて柔らかい素材のものがおすすめです。
  • リード
    最初は長すぎない、1.2m〜1.5m程度のものが扱いやすいでしょう。
  • おやつ
    トレーニングのご褒美用に、小さくて食べやすいものを用意します。
  • うんち袋と水
    マナーとして必須のアイテムです。

これらのグッズを揃え、獣医師さんのOKが出たら、いよいよデビューの準備は万端です。

まずは首輪とリードに慣れることから始めよう

いきなり外に連れ出す前に、まずは家の中で首輪やリードに慣れさせる練習から始めましょう。

子犬にとって、体に何かを着けられたり、動きを制限されたりするのは、初めての経験です。

この段階を丁寧に行うことで、その後の散歩がとてもスムーズになります。

焦らず、遊びの一環として、楽しい雰囲気で行うのがコツですよ。

  • まず、首輪やハーネスの匂いを嗅がせ、おやつをあげます。これを数回繰り返しましょう。
  • 次に、一瞬だけ首輪を着けて、すぐにおやつをあげて外します。これを繰り返し、少しずつ着けている時間を延ばしていきます。
  • 首輪に慣れたら、リードを付けてみましょう。最初はリードを付けたまま、室内で自由に遊ばせてあげてください(※必ず目を離さないようにしてください)。
  • 最後に、リードの端を軽く持ち、子犬の動きについていく練習をします。引っ張らず、あくまで「リードは怖くないもの」と教えてあげましょう。

このステップを踏むことで、子犬は首輪やリードに対して良い印象を持ってくれるはずです。

初めての散歩で社会性を育むためのポイント

いよいよ、初めてのお外です。

最初の散歩で最も大切なことは、距離を歩くことではなく、「外の世界は安全で楽しい場所だ」と子犬に教えてあげることです。

この時期は「社会化期」と呼ばれる、犬の性格形成に非常に重要な時期にあたります。

この時期に経験したことは、その後の犬の人生に大きな影響を与えると言われています。

  • 時間は短く、場所は静かに
    最初は5分〜10分程度で十分です。交通量や人通りの少ない、静かな場所を選びましょう。
  • 無理に歩かせない
    怖がって歩かない場合は、無理に引っ張らないでください。抱っこして外の空気に慣れさせるだけでも立派な散歩です。
  • たくさん褒める
    地面の匂いを嗅いだり、外の音に耳を傾けたり、見るものすべてが子犬にとっては大冒険です。落ち着いていられたら、その都度優しく褒めてあげましょう。
  • 他の犬との挨拶は慎重に
    ワクチンが終わっていない犬や、攻撃的な犬との接触は避けるべきです。飼い主さんの許可を得て、落ち着いている犬と、まずは遠くから挨拶させる程度にしましょう。

最初のうちは、飼い主さんも不安かもしれませんが、リラックスして「楽しいね」と声をかけながら歩くことが、子犬の安心につながります。

それでもしつけが上手くいかない…NG行動と見直しポイント

はちみちゃん

うちの子にはどうも効果がない…

この記事でご紹介した方法を試しても、と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

一生懸命しつけに取り組んでいるのに成果が出ないと、焦りや無力感を感じてしまいますよね。

その気持ち、私も経験があるのでよく分かります。

しかし、そんな時こそ一度立ち止まって、飼い主さん自身の行動を振り返ってみるのがおすすめです。

もしかしたら、良かれと思ってやっていることが、実は犬を混乱させている原因になっているのかもしれませんよ。

リードの使い方が間違っているかも?

散歩のしつけで最も重要なアイテムであるリードですが、その使い方を間違えているケースは意外と多いものです。

結論から言うと、リードは犬を力でコントロールするための道具ではなく、飼い主さんの意思を優しく伝えるための「コミュニケーションツール」なのです。

常にリードをピンと張った状態で散歩していませんか?

犬が引っ張るたびに、こちらも力任せにグイッと引き返してはいないでしょうか。

これらの行動は、犬に絶えずプレッシャーを与え、かえって反発心を煽ったり、不安にさせたりする原因となります。

理想は、リードがアルファベットの「U」の字を描くように、少し緩んだ状態を保つことです。

犬に何かを伝えたい時だけ、指先でキュッと合図を送るように優しく引き、すぐに緩める。

この「張っては緩める」というメリハリが、犬との穏やかな対話を生み出します。

コマンドやルールに一貫性がない

犬はとても賢い動物ですが、人間のように言葉のニュアンスを理解するわけではありません。

そのため、コマンド(指示語)やルールに一貫性がないと、犬は何をすれば良いのか分からず混乱してしまいます

例えば、こんなことはありませんか?

  • コマンドの不統一
    お父さんは「おいで」、お母さんは「こっち」、息子さんは「カム」など、家族で違う言葉を使っている。
  • ルールの不統一
    昨日は許されたソファへの飛びつきが、今日は叱られる。飼い主さんの気分でルールが変わってしまう。

犬にとっては、どれが正解なのか判断できず、結果として指示を聞かなくなってしまうことがあります。

「おすわり」「まて」「よし」といった基本的なコマンドや、「信号待ちでは必ず座る」といった散歩中のルールは、家族全員で必ず統一しましょう。

地道なことですが、この一貫性が犬の安心感と信頼につながるのです。

愛犬の性格や犬種に合った方法を選んでいますか?

しつけの本やネット記事には、様々な方法が紹介されています。

しかし、その方法があなたの愛犬に合っているとは限りません。

大切なのは、目の前にいる愛犬の性格や犬種ごとの特性をよく観察し、その子に合ったアプローチを見つけてあげることです。

例えば、非常に怖がりで繊細な性格の犬に、厳しい口調で叱るしつけは逆効果になる可能性が高いでしょう。

そういった子には、たくさん褒めて自信をつけさせる方法の方が、うまくいくかもしれません。

また、犬種ごとの特性を理解することも重要です。

  • 牧羊犬(ボーダーコリーなど)
    動くものを追いかける本能が強い。
  • 猟犬(ビーグルなど)
    地面の匂いを追いかけることに夢中になりやすい。
  • 愛玩犬(トイプードルなど)
    人と一緒にいることを好み、寂しがり屋な一面も。

このように、犬種によって得意なことやモチベーションの源泉は異なります。

「この方法が絶対」と決めつけず、愛犬の反応を見ながら、色々な方法を試してみる。

その試行錯誤の過程こそが、愛犬への理解を深め、より強い絆を育むのだと私は思います。

【FAQ】犬の散歩のしつけに関するよくある質問

ここまで、犬の散歩のしつけに関する基本的な考え方や具体的な方法についてお話ししてきました。

しかし、

あかねちゃん

いろいろ分かったけど、うちの子のこのケースはどうなんだろう?

といった、個別の疑問もまだ残っているかもしれませんね。

ここでは、飼い主さんからよく寄せられる質問について、Q&A形式でお答えしていきます。

Q1. 成犬になってからでもしつけは間に合いますか?

A1, はい、結論から言うと、成犬になってからでもしつけは十分に間に合います。

諦める必要はまったくありませんよ。

確かに、子犬の頃に比べると新しい習慣を覚えるのに少し時間がかかるかもしれません。

しかし、成犬には子犬にはない「集中力」や「理解力」という強みがあります。

大切なのは、飼い主さんが焦らず、根気強く、そして何より一貫した態度でトレーニングを続けることです。

保護犬を迎えた場合など、過去の経験から特定のトラウマを抱えているケースもあります。

そういった場合は、行動の原因を慎重に探りながら、その子のペースに合わせてゆっくりと信頼関係を築いていくことが重要になります。

Q2. 散歩中に急に歩かなくなります。どうすればいいですか?

A2, 散歩中に犬が急に立ち止まって動かなくなる「拒否犬」状態、困ってしまいますよね。

この場合、最もやってはいけないのが、無理やりリードを引っ張ることです。

まずは、なぜ歩きたくないのか、その原因を探ってあげましょう。

考えられる原因と対処法は、主に以下の通りです。

  • 恐怖・警戒
    特定の場所や物(工事の音、大きな看板、他の犬など)を怖がっている可能性があります。その場合は、迂回するか、抱っこしてその場をやり過ごしてあげましょう。
  • 疲れ・体調不良
    特に夏場のアスファルトが熱い時間帯や、シニア犬の場合に考えられます。少し休憩したり、散歩時間を短くしたりする工夫が必要です。いつもと様子が違う場合は、病気の可能性も考えてあげてください。
  • わがまま・甘え
    「もっとあっちに行きたい」「帰りたくない」という意思表示の場合もあります。この場合は、毅然とした態度で進行方向を示し、歩き出したら褒めてあげる、という対応が良いでしょう。

愛犬の様子をよく観察して、原因に合った対応をしてあげることが大切です。

Q3. どんな散歩グッズ(ハーネスやリード)を選べばいいですか?

A3, 散歩グッズは非常に多くの種類があり、どれを選べば良いか迷いますよね。

重要なのは、愛犬の体格、犬種、そして引っ張り癖などの行動特性に合わせて選ぶことです。

それぞれのグッズにはメリットとデメリットがありますので、特徴を理解した上で選びましょう。

スクロールできます
種類メリットデメリット
首輪(カラー)飼い主の合図が伝わりやすい。着脱が簡単。首への負担が大きい。気管を圧迫する可能性も。
ハーネス(胴輪)体全体で支えるため、首や気管への負担が少ない。引っ張り癖が助長されるタイプもある。
ジェントルリーダー等引っ張り防止に効果が高いとされるタイプ。犬が嫌がることが多い。正しい装着と訓練が必要。

特に引っ張り癖が強い子には、胸の前でリードを留めるタイプのハーネスが、体の向きを変えやすいため効果的だと言われています。

また、リードについては、咄嗟の時にコントロールが効きにくい「伸縮リード」は、広い公園など安全が確保された場所以外での使用は慎重になるべきだと、個人的には考えています。

Q4. 雨の日の散歩はどうすればいいですか?

A4, 雨の日の散歩は、飼い主さんにとっても愛犬にとっても少し憂鬱なものかもしれません。

基本的には、無理に毎日行く必要はありません。

特に、雨に濡れるのを嫌がる犬の場合は、ストレスになるだけなので、お休みしてあげましょう。

ただし、運動量の多い犬種や、外でしか排泄しない習慣のある犬の場合は、工夫が必要です。

  • 室内での遊びを充実させる
    おやつを隠して探させる「ノーズワーク」や、知育トイなど、頭を使う遊びは犬の満足度が高く、エネルギー発散に効果的です。
  • 短時間だけ外に出る
    どうしても外で排泄させたい場合は、犬用のレインコートを着せて、雨足が弱まったタイミングを見計らい、ごく短時間だけ外に出るのも一つの手です。
  • 帰宅後のケアを忘れずに
    雨に濡れた場合は、タオルで体をよく拭き、ドライヤーでしっかりと乾かしてあげましょう。皮膚病の予防になります。

天候に合わせて、柔軟に対応してあげることが大切ですね。

Q5. どうしても改善しない場合、プロに相談すべき?

A5, はい、その通りです。

ご自身で色々と試しても改善が見られない場合や、問題行動が深刻(特に攻撃性が見られるなど)な場合は、一人で抱え込まず、ぜひ専門家の力を借りることを強くおすすめします。

プロのドッグトレーナーや、しつけ教室のインストラクターは、多くの犬を見てきた経験から、飼い主さんだけでは気づけなかった原因や、その子に合った最適なトレーニング方法を見つけ出してくれます。

専門家に相談することは、決して恥ずかしいことではありません。

むしろ、愛犬のために最善を尽くそうとする、責任感のある素晴らしい行動だと私は思います。

何より、飼い主さん自身が正しい知識を学ぶことで、自信を持って愛犬と接することができるようになります。

それが、結果的に愛犬の安心と幸せにつながるはずです。

まとめ:犬の散歩のしつけは信頼関係を築くことから始めよう

今回は、犬の散歩のしつけに悩んでいる方に向けて、

  • 散歩中に問題行動を起こす犬の心理と根本原因
  • 「引っ張り・拾い食い・吠え」三大問題行動別の具体的なしつけ方
  • これから散歩デビューする子犬のための準備とポイント
  • 飼い主が陥りがちなNG行動と見直しのコツ

上記について、私自身の愛犬との暮らしで試行錯誤した経験を交えながらお話してきました。

犬の散歩のしつけで最も大切なのは、罰を与えることではなく、飼い主さんが頼れるリーダーとなって愛犬との信頼関係を築くことです。

そうすれば、犬は安心して飼い主さんに従い、問題行動は自然と減っていくでしょう。

しつけは、愛犬との絆を深める絶好の機会です。

ぜひこの記事を参考に、焦らず、愛犬のペースに合わせて、毎日の散歩を楽しいコミュニケーションの時間に変えていってくださいね。

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