グレインフリードッグフードのおすすめは?後悔しない3つの選び方

こんにちは、もん吉です。
愛犬の健康を考えてグレインフリーのドッグフードを探している方なら、

涙やけやアレルギーが気になるけど、どのフードがいいんだろう…



グレインフリーって本当に安全?デメリットはないのかな?



種類が多すぎて、うちの子に合うおすすめが分からない…
こんな風に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
私も愛犬との暮らしでフード選びには随分悩みました。
結論から言うと、大切なのはランキングを鵜呑みにせず、愛犬一頭一頭の体質に合わせた「3つの選び方の基準」で判断することです。
この基準を知ることで、情報に惑わされず、自信を持って愛犬のための最善の選択ができるようになるでしょう。
この記事では、愛犬の健康を真剣に考えるあなたに向けて、
- 後悔しないためのグレインフリーフード「3つの選び方」
- 【悩み・目的別】に厳選したおすすめフード
- 知っておくべきメリットとデメリット
- 飼い主さんが抱きがちな疑問への回答
上記について、私自身の愛犬との暮らしの経験も交えながら解説しています。
愛犬のフード選びは、その子のこれからの健康を左右する大切な時間です。
ぜひこの記事を参考にして、あなたの愛犬が毎日喜んでごはんを食べる、健やかな暮らしを実現してください。
グレインフリードッグフードのおすすめは?後悔しないための3つの選び方


グレインフリーのドッグフード、たくさんの種類があってどれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
私も愛犬のフード選びでは、どの情報が正しいのか分からず、試行錯誤を繰り返した経験があります。
結論から言うと、大切なのは人気ランキングや口コミに頼るのではなく、あなたの愛犬の体質に合ったフードを「3つの基準」で冷静に選ぶことです。
この基準さえ押さえておけば、情報に振り回されることなく、自信を持って愛犬のためのフードを選べるようになりますよ。
ここでは、私が愛犬との暮らしの中でたどり着いた、後悔しないためのグレインフリードッグフードの選び方を3つの基準に沿って詳しく解説していきます。
基準1:愛犬の体に合う「主原料(タンパク質源)」か?
まず最も重要なのが、フードの主原料、つまりタンパク質源が愛犬の体に合っているかどうかです。
犬はもともと肉食に近い雑食動物なので、高品質な動物性タンパク質を主原料としたフードが消化しやすく、体への負担も少ないと考えられています。



グレインフリーなら何でも安心?
というわけではありません。
実は、穀物以外にもアレルギーの原因となる食材はたくさんあるのです。
例えば、牛肉や鶏肉にアレルギー反応を示す子もいれば、魚が体に合わない子もいます。
もし愛犬が特定の食材で体を痒がったり、お腹の調子を崩したりした経験があるなら、その食材が使われていないフードを選ぶことが大前提となります。
- チキン・ターキー:
多くのフードで使われる一般的なタンパク質源です。比較的安価で栄養価も高いですが、アレルギーを持つ犬もいるため注意が必要です。 - ビーフ・ラム:
嗜好性が高く、食いつきが良いとされるタンパク質源です。こちらもアレルギーの原因となることがあります。 - サーモン・白身魚:
オメガ3脂肪酸が豊富で、皮膚や被毛の健康維持に良いとされています。アレルギーが出にくいタンパク質源の一つとして注目されています。
まずは、愛犬がこれまで食べてきたフードの原材料を確認し、アレルギーの可能性が低いタンパク質源から試してみるのが良いでしょう。
基準2:健康を支える「成分バランス」は適切か?
次に確認したいのが、フード全体の成分バランスです。
グレインフリーフードは、穀物を使わない代わりに豆類や芋類で炭水化物を補っていることが多く、製品によっては高タンパク・高脂質・高カロリーになりがちです。
活発な若い犬であれば問題ないかもしれませんが、運動量の少ない室内犬やシニア犬にとっては、肥満の原因になる可能性も考えられます。



うちの子、最近太り気味かも…
と感じる場合は、脂質やカロリーが控えめな製品を選ぶ配慮が必要でしょう。
また、犬種やライフステージによっても必要な栄養素は変わってきます。
成長期の子犬には骨格形成を助けるカルシウムやリンが、シニア犬には関節の健康をサポートするグルコサミンやコンドロイチンが配合されていると、より安心ですよね。
パッケージの裏にある保証成分表をしっかり確認し、タンパク質、脂質、繊維質などのバランスが、愛犬の年齢や活動量に見合っているかを確認することが大切です。
基準3:安全性を左右する「添加物」は含まれていないか?
最後に、見落としがちですが非常に重要なのが、不要な添加物が含まれていないかという点です。
ドッグフードには、品質を保つための酸化防止剤や、犬の食欲をそそるための香料・着色料などが使われていることがあります。
もちろん、すべてが悪いわけではありません。
ビタミンE(ミックストコフェロール)のような天然由来の酸化防止剤は、むしろ安全性を高めるために必要な成分です。
しかし、中にはアレルギーの原因となったり、長期的に見て健康への影響が懸念されたりする人工的な添加物も存在します。
特に注意したいのは、以下のような添加物です。
- 人工着色料:
赤色〇号、青色〇号など
愛犬に毎日与えるものだからこそ、原材料だけでなく、どのような添加物が使われているかまで、自分の目でしっかりと確認する。
このひと手間が、愛犬の長期的な健康を守ることにつながると、私は考えています。
【悩み・目的別】おすすめのグレインフリードッグフードを厳選紹介


ここまでグレインフリードッグフードの選び方の基準についてお話ししてきました。
ここからは、その基準を踏まえた上で、具体的なお悩みや目的別にどのようなフードが選択肢になるのか、いくつか例を挙げてご紹介しますね。
もちろん、これから紹介するのはあくまで一例です。
最終的には、あなたの愛犬の様子を一番よく見ている飼い主さん自身が、先ほどの3つの基準に沿って判断してあげることが何より大切ですよ。
涙やけ・アレルギー対策におすすめのフード



最近、うちの子の涙やけがひどくて…



体を痒がることが増えた気がする…
愛犬のアレルギーが疑われる症状に悩んでいる飼い主さんは本当に多いと思います。
このような場合、まず試してみたいのが、アレルギーの原因になりにくいとされるタンパク質源を使い、消化に配慮したグレインフリーフードです。
涙やけや皮膚の痒みは、特定の食材に対するアレルギー反応や、消化しきれなかった老廃物が原因となっている可能性があります。
そのため、フードを選ぶ際は以下の点に注目してみてください。
- 主原料:
一般的にアレルギーが出にくいとされるサーモンや白身魚、ラム、鹿肉などを主原料にしているフードが選択肢になります。これまでチキンが主原料のフードをあげていたなら、タンパク質源を変えてみる価値はあるでしょう。 - 消化への配慮:
腸内環境を整えるオリゴ糖や乳酸菌などが配合されていると、消化吸収をサポートしてくれる効果が期待できます。 - 無添加:
人工的な着色料や香料、保存料などがアレルギーを引き起こすこともあります。できるだけシンプルな原材料で作られたフードを選ぶと安心です。
アレルギー対策は根気がいることもありますが、フードを見直すことで改善が見られるケースも少なくありません。
焦らず、愛犬に合うものをじっくり探してあげましょう。



涙やけや皮膚の痒みなど、アレルギー症状が気になる愛犬のために、アレルギーが出にくいタンパク質源を使用し、消化や無添加にも配慮されたフードを3つ厳選してご提案します。
1. カナガンドッグフード(サーモン)
おすすめする理由
サーモンを主原料とし、グレインフリー設計でアレルギーリスクを低減。涙やけや皮膚トラブルのある犬に適しています。消化吸収をサポートするオリゴ糖・乳酸菌も配合されています。
主な特徴
- 主原料:サーモン、サツマイモ、エンドウ豆
- 成分:タンパク質約32%、脂質約14%
- 粒の大きさ:小粒
- フードタイプ:ドライ
メリット
- サーモン由来のオメガ3脂肪酸で皮膚・被毛の健康をサポート
- グレインフリーで消化に優しい
- 無添加(人工保存料・着色料不使用)
注意点・デメリット
- 価格がやや高め
- 一部のペットショップでは取り扱いが少なく、主にオンライン販売
2. ナチュラルバランス L.I.D. ポテト&ダック
おすすめする理由
アレルギーの出にくいダック(鴨肉)を唯一の動物性タンパク源とし、穀物不使用。涙やけや皮膚トラブルがある犬に配慮した設計です。
主な特徴
- 主原料:ダック肉、ポテト
- 成分:タンパク質約21%、脂質約10%
- 粒の大きさ:中粒
- フードタイプ:ドライ
メリット
- 原材料がシンプルでアレルギー特定食としても利用可能
- 消化に配慮した設計
- 無添加(人工保存料・着色料不使用)
注意点・デメリット
- タンパク質量がやや控えめ
- 一部店舗では取り扱いがない場合がある
3. アカナ シングル(ラム&アップル)
おすすめする理由
ラム肉を唯一の動物性タンパク源とし、グレインフリー。消化に優しく、アレルギーや涙やけ、皮膚トラブルのある犬におすすめです。
主な特徴
- 主原料:ラム肉、ラムレバー、アップル、エンドウ豆
- 成分:タンパク質約27%、脂質約15%
- 粒の大きさ:中粒〜やや大きめ
- フードタイプ:ドライ
メリット
- 高品質なラム肉でアレルギー配慮
- オメガ3・オメガ6脂肪酸配合で皮膚・被毛の健康をサポート
- 無添加(人工保存料・着色料不使用)
注意点・デメリット
- 粒がやや大きめなので超小型犬は注意
- 価格が高め
比較表
商品名 | 主原料 | タンパク質/脂質 | 粒の大きさ | フードタイプ | グレインフリー | 無添加 | 主なメリット | 注意点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カナガン(サーモン) | サーモン | 32% / 14% | 小粒 | ドライ | ○ | ○ | オメガ3豊富、皮膚ケア | 価格が高め |
ナチュラルバランスL.I.D. | ダック、 ポテト | 21% / 10% | 中粒 | ドライ | ○ | ○ | アレルギー特定食にも◎ | タンパク質 控えめ |
アカナ シングル (ラム&アップル) | ラム肉、 アップル | 27% / 15% | 中粒〜大粒 | ドライ | ○ | ○ | 高品質ラム、被毛ケア | 粒がやや 大きめ |
「フードを切り替える際は、現在与えているフードに少量ずつ混ぜ、1週間〜10日ほどかけてゆっくり慣らしてください。また、最終的な判断は、かかりつけの獣医師にご相談いただくことを強く推奨します。」
健康維持・予防を目的としたシニア犬向けフード
現在は健康でも、シニア期に入った愛犬の将来を考えてフードを見直したい、という方もいらっしゃるでしょう。
そのお気持ち、私も愛犬を持つ身として、とてもよく分かります。
シニア犬のフード選びで大切なのは、年齢による体の変化に合わせた栄養バランスです。
若い頃と同じフードを与えていると、肥満や関節のトラブルにつながることもあります。
シニア犬向けのグレインフリーフードを選ぶ際は、以下のポイントを確認してみてください。
- 適切なカロリーと脂質:
運動量が落ちてくるシニア期には、低脂肪・低カロリーのフードがおすすめです。保証成分表で脂質の割合が15%以下など、控えめなものを選ぶと良いでしょう。 - 関節ケア成分:
グルコサミンやコンドロイチンといった、関節の健康維持をサポートする成分が配合されていると、より安心感がありますね。 - 抗酸化成分:
年齢とともに気になってくる体の酸化に配慮し、ビタミンEやC、セレンなどの抗酸化成分が豊富なフードもおすすめです。
病気になる前に予防する、という考え方は本当に素晴らしいことです。
愛犬が一日でも長く、元気に過ごせるように、食事の面からサポートしてあげたいですね。



シニア期に入った愛犬の健康を長く守るために、低脂肪・低カロリー・関節ケア・抗酸化成分に配慮したグレインフリーフードを3つ厳選してご提案します。
1. GO! SOLUTIONS 体重管理+関節ケア(グレインフリー)
おすすめする理由
運動量が落ちてくるシニア犬に最適な低脂肪・低カロリー設計。グルコサミン・コンドロイチン配合で関節の健康維持もサポートします。グレインフリーなので、消化にも優しいです1。
主な特徴
- 主原料:チキン生肉、エンドウ豆、タピオカ、チキンミール
- 成分:タンパク質約27%、脂質約10%
- 粒の大きさ:中粒
- フードタイプ:ドライ
メリット
- 体重管理・関節ケア成分配合
- グレインフリーで消化に優しい
- L-カルニチン配合で脂肪燃焼サポート
注意点・デメリット
- 価格がやや高め
- 一部店舗では取り扱いが限られる
2. ナウ フレッシュ シニア&ウェイトマネジメント(グレインフリー)
おすすめする理由
新鮮なターキーやダックなどを主原料とし、低脂肪・低カロリー。抗酸化成分や関節ケア成分も配合されており、総合的なエイジングケアができます23。
主な特徴
- 主原料:ターキー、ダック、サーモン、ポテト不使用
- 成分:タンパク質約24%、脂質約10%
- 粒の大きさ:小〜中粒
- フードタイプ:ドライ
メリット
- グルコサミン・コンドロイチン配合
- フルーツ&ベジタブル由来の抗酸化成分が豊富
- 穀物・グルテンフリーでアレルギーにも配慮
注意点・デメリット
- 価格が高め
- 海外製のため一部原材料が合わない場合も
3. マルカン(サンライズ)ナチュラハ グレインフリー やわらかチキン&野菜入り 15歳以上用
おすすめする理由
ウェットタイプでシニア犬でも食べやすく、グレインフリー設計。グルコサミン配合で関節の健康をサポートし、ビタミン・ミネラルも豊富です4。
主な特徴
- 主原料:チキン、ポーク、ニンジン、エンドウマメ、ポテト
- 成分:タンパク質約8%、脂質約3%
- 粒の大きさ:ペースト状
- フードタイプ:ウェット
メリット
- 歯や顎が弱いシニア犬にも食べやすい
- グルコサミン・ビタミンE配合
- 保存料・酸化防止剤不使用
注意点・デメリット
- ドライフードに比べてコスパがやや劣る
- 開封後は早めに使い切る必要あり
比較表
商品名 | 主原料 | タンパク質/脂質 | 粒の大きさ | フードタイプ | グレインフリー | 関節ケア成分 | 抗酸化成分 | 注意点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
GO! SOLUTIONS 体重管理+関節ケア | チキン生肉、エンドウ豆 | 27% / 10% | 中粒 | ドライ | ○ | ○ | ○(L-カルニチン等) | 価格がやや高め |
ナウ フレッシュ シニア&ウェイトマネジメント | ターキー、 ダック等 | 24% / 10% | 小〜中粒 | ドライ | ○ | ○ | ○(果物・野菜) | 価格が高め |
ナチュラハ グレインフリー やわらかチキン&野菜 | チキン、 ポーク、野菜 | 8% / 3% | ペースト状 | ウェット | ○ | ○ | ○(ビタミンE等) | コスパや保存性に注意 |
フードを切り替える際は、現在与えているフードに少量ずつ混ぜ、1週間〜10日ほどかけてゆっくり慣らしてください。また、最終的な判断は、かかりつけの獣医師にご相談いただくことを強く推奨します。
お試しやコスパ重視派におすすめのフード



グレインフリーって良さそうだけど、値段が高いイメージ…



いきなり大袋を買って、うちの子が食べなかったらどうしよう…
コスト面や愛犬の食いつきが心配で、なかなか一歩を踏み出せない方もいるかもしれません。
確かに、グレインフリーフードは高品質な原材料を使っている分、価格が高めな傾向にあります。
しかし、工夫次第でコストを抑えながら試すことも可能ですよ。
多くのメーカーでは、数百グラム程度の「お試しサイズ」や「サンプル」を用意しています。
まずは少量で愛犬の食いつきや便の状態を確認してから、通常サイズを購入するのが賢い方法です。
また、ECサイトによっては初回限定割引や、定期購入による割引サービスを提供している場合もあります。
こうしたサービスをうまく活用するのも一つの手でしょう。
海外の有名ブランドだけでなく、国内で製造されているグレインフリーフードにも、品質が高く比較的手頃な価格の製品が増えてきました。
輸送コストが抑えられる分、価格に反映されやすいのかもしれません。
最初から完璧を目指さず、まずは気軽に試せるものから探してみてはいかがでしょうか。



コストを抑えつつ、愛犬の食いつきや健康を重視したい方におすすめのグレインフリードッグフードを3つ厳選し、それぞれの特徴やメリット・注意点を詳しくご紹介します。
1. モグワンドッグフード
おすすめする理由
動物性タンパク質が豊富で、サツマイモやエンドウ豆など消化に優しい食材を使用。日本の犬の体質や生活に合わせて開発されており、食いつきの良さと安全性、コスパのバランスが高い点が魅力です。初回割引や定期購入割引もあり、コスト面でも安心して試せます12。
主な特徴
- 主原料:チキン、サーモン、サツマイモ、エンドウ豆
- 成分:タンパク質27%以上、脂質10%以上、カロリー361.5kcal/100g
- 粒の大きさ:小粒
- フードタイプ:ドライ
メリット
- ヒューマングレードの原材料
- 無添加(人工保存料・着色料不使用)
- 食いつきが良いと評判
- 初回50%オフや定期割引でお得
注意点・デメリット
- 通常価格はやや高め
- 通販限定販売のため、店頭では買えない
2. ナチュロル
おすすめする理由
国産で唯一、穀物完全不使用。新鮮な生肉や鮮魚を55%以上使用し、低温製法で素材の旨味と栄養をキープ。国産グレインフリーを重視したい方や、まずはお試しで始めたい方に最適です1。
主な特徴
- 主原料:牛肉、鶏肉、馬肉、魚肉(季節による)、サツマイモ、タピオカ
- 成分:タンパク質23~27%、脂質9~11%
- 粒の大きさ:小粒
- フードタイプ:ドライ
メリット
- 完全国産&無添加
- お試しサイズや定期コース割引あり
- お出汁のような香りで食いつき◎
注意点・デメリット
- 通常価格はやや高め
- 公式通販中心の販売
3. lifelex ドッグフード グレインフリー
おすすめする理由
ホームセンターやネット通販で手軽に購入でき、2kgで1,408円とコスパ抜群。グレインフリーで保存料・着色料も不使用。まずはコスト重視でグレインフリーを試したい方におすすめです3。
主な特徴
- 主原料:鶏肉、チキンミール、ポテト、タピオカ
- 成分:タンパク質22%以上、脂質10%以上
- 粒の大きさ:中粒
- フードタイプ:ドライ
メリット
- 価格が非常に安い(1kgあたり704円)
- 保存料・着色料不使用
- 店頭・通販で手軽に購入可能
注意点・デメリット
- 一部原材料(ミールやタピオカなど)の品質に不安が残る
- タイ産で信頼性を重視する方にはやや不向き
比較表
商品名 | 主原料 | タンパク質/脂質 | 粒の大きさ | フードタイプ | 価格帯 (1kgあたり) | 主なメリット | 注意点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
モグワンドッグフード | チキン、サーモン、サツマイモ等 | 27% / 10% | 小粒 | ドライ | 約2,354円 (割引有) | 食いつき・安全性・割引有 | 通販限定、 通常価格高め |
ナチュロル | 牛肉、鶏肉、馬肉、魚肉、芋等 | 23~27% / 9~11% | 小粒 | ドライ | 約2,000円台 | 国産・無添加・お試し有 | 通販中心、 価格高め |
lifelex ドッグフード | 鶏肉、チキンミール、ポテト等 | 22% / 10% | 中粒 | ドライ | 704円 | コスパ抜群・ 購入容易 | 原材料・産地に注意 |
フードを切り替える際は、現在与えているフードに少量ずつ混ぜ、1週間〜10日ほどかけてゆっくり慣らしてください。また、最終的な判断は、かかりつけの獣医師にご相談いただくことを強く推奨します。
グレインフリーのメリット・デメリット|本当に愛犬に必要か見極めよう


さて、ここまでグレインフリーフードの選び方やおすすめの選択肢についてお話ししてきました。
しかし、ここで一度立ち止まって考えてみたいのが、「グレインフリーは本当に万能なのか?
」という点です。
流行っているから、評判が良いからという理由だけで選ぶのではなく、メリットとデメリットの両方をきちんと理解した上で、ご自身の愛犬に本当に必要かを見極めることが大切だと、私は考えています。
グレインフリーの主なメリット
まず、グレインフリーフードの主なメリットについて整理しておきましょう。
一般的に、以下のような点が挙げられます。
- アレルギーのリスクを低減できる可能性がある:
小麦やトウモロコシといった穀物は、犬のアレルギーの原因となることがあります。穀物アレルギーを持つ犬にとっては、その原因物質を食事から取り除けるのが最大のメリットです。 - 消化への配慮が期待できる:
犬はもともと肉食寄りの動物であり、穀物の消化は得意ではないと言われています。グレインフリーフードは、犬の消化器系に配慮したレシピになっていることが多く、お腹の調子を整える効果が期待できます。 - 本来の食性に近い高タンパクな食事:
穀物の代わりに肉や魚などの動物性タンパク質を豊富に使用している製品が多く、犬本来の食性に近い、筋肉の維持に役立つ食事を実現しやすいという特徴があります。
これらのメリットは、特にアレルギーや消化器系に悩みを抱える犬にとっては、大きな魅力と言えるでしょう。
知っておきたいデメリットと注意点
一方で、グレインフリーフードを選ぶ際には、知っておくべきデメリットや注意点も存在します。
良い面ばかりでなく、リスクもしっかりと把握しておきましょう。
- 価格が高めな傾向にある:
高品質な肉や魚を主原料にしているため、一般的なドッグフードに比べて価格が高くなることが多いです。毎日のことなので、家計への負担も考慮する必要があります。 - 肥満のリスク管理が必要:
前述の通り、高タンパク・高脂質でカロリーが高い製品も少なくありません。愛犬の運動量に合わせて給与量を厳密に管理しないと、肥満の原因になる可能性があります。 - 心臓病との関連性についての議論:
数年前にアメリカで、一部のグレインフリーフードと拡張型心筋症との関連性が指摘されたことがあります。これについては次のQ&Aで詳しく触れますが、このような議論があることも知っておくと良いでしょう。 - 全ての犬に必要とは限らない:
最も大切な点ですが、穀物アレルギーのない健康な犬にとっては、グレインフリーは必ずしも必須ではありません。良質な穀物は、犬にとってもエネルギー源となる有用な栄養素です。
メリットとデメリットを天秤にかけ、ご自身の愛犬の体質や健康状態、そしてライフスタイルに合わせて、最適な選択をしてあげてくださいね。
グレインフリーに関するよくある質問


ここでは、グレインフリードッグフードに関して、多くの飼い主さんが抱きがちな疑問について、Q&A形式でお答えしていきます。
正しい知識を身につけて、フード選びの不安を解消しましょう。
Q1. フードの安全な切り替え方法は?
A1, 新しいフードに切り替える際は、愛犬のお腹がびっくりしないように、ゆっくり時間をかけることが大切です。
急にフードを全部変えてしまうと、下痢や嘔吐の原因になることがあります。
一般的には、7日から10日ほどかけて、徐々に新しいフードの割合を増やしていく方法が推奨されています。
- 1~3日目:
今までのフード9割に対し、新しいフードを1割混ぜて与えます。 - 4~6日目:
今までのフードの割合を減らし、新しいフードを3~5割に増やします。 - 7~10日目:
さらに新しいフードの割合を増やし、最終的に10割になるように調整します。
切り替えの期間中は、愛犬の便の状態をよく観察してあげてください。
もし便が緩くなるようなら、一度前の割合に戻して、もう少しゆっくりペースで進めるのが良いでしょう。
Q2. グレインフリーは太りやすいって本当?
A2,



「グレインフリーは太りやすい」という話を耳にすることがあるかもしれませんね。
これは、ある意味では本当です。
グレインフリーフードは、穀物の代わりに炭水化物源としてエンドウ豆やジャガイモ、サツマイモなどを使用することが多いです。
これらの原材料や、豊富に含まれる動物性タンパク質によって、製品によってはカロリーが高くなる傾向があります。
しかし、太るかどうかは、結局のところ「摂取カロリー」と「消費カロリー」のバランス次第です。
パッケージに記載されている給与量の目安をきちんと守り、愛犬の体重や運動量に合わせて量を調整してあげれば、グレインフリーだからといって必ず太るわけではありません。
むしろ、筋肉の維持に役立つ高タンパクな食事は、健康的な体づくりに貢献するとも言えます。
大切なのは、給与量の管理をしっかり行うことですね。
Q3. 心臓病との関連性が心配です
A3, これは、特に慎重な飼い主さんが気にされるポイントだと思います。
2018年頃、アメリカ食品医薬品局(FDA)が、一部のグレインフリーフードと犬の拡張型心筋症(DCM)との関連性について調査していると発表したことで、不安に感じた方も多いでしょう。
結論から言うと、2024年現在、グレインフリーフードと心臓病との直接的な因果関係は科学的に証明されていません。
FDAのその後の調査でも、報告された事例の多くが、主原料にエンドウ豆やレンズ豆などの豆類を多用した、特定のブランドのフードに偏っていたことが分かっています。
全てのグレインフリーフードが危険というわけでは決してありません。
もし心配な場合は、以下のような点を確認してフードを選ぶと、より安心できるかもしれません。
- 主原料が肉や魚などの動物性タンパク質であること
- 心臓の健康維持に役立つとされる「タウリン」が添加されていること
何よりも大切なのは、情報を鵜呑みにせず、冷静に事実を見極めることです。
それでも不安が残る場合は、かかりつけの獣医師に相談してみるのが一番確実で安心な方法ですよ。
まとめ:愛犬に合うグレインフリーフードは3つの基準で選ぼう


今回は、愛犬の健康を真剣に考える飼い主の方に向けて、
- 後悔しないためのグレインフリーフード「3つの選び方」
- 【悩み・目的別】に厳選したおすすめフード
- 知っておくべきメリットとデメリット
- 飼い主さんが抱きがちな疑問への回答
上記について、私自身の愛犬との暮らしの経験も交えながらお話してきました。
グレインフリードッグフード選びで最も大切なのは、人気や評判に流されず、あなたの愛犬の体質を一番に考えることです。
この記事でご紹介した「主原料」「成分バランス」「添加物」という3つの基準を持つことで、情報に惑わされず、自信を持ってフードを選べるようになるでしょう。
愛犬が毎日美味しそうにご飯を食べる姿は、飼い主にとって何よりの喜びですよね。
ぜひ、あなたの手でその子にぴったりの一品を見つけてあげてください。