こんにちは、もん吉です。
ベランダや駐車場のコンクリートに鳥のフンを見つけて、

子供やペットが触らないか心配…



放置してシミになったらどうしよう…
こんな風に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、コンクリートの鳥のフン掃除で最も大切なのは「安全性」と「素材の保護」です。
実は、ご家庭にある「重曹」を使えば、健康へのリスクやコンクリートの劣化を防ぎながら、安全かつ綺麗にすることができるんですよ。
正しい知識を持って対処すれば、気になる汚れもシミもすっきり落とせます。
大切なご家族と住まいを守り、安心して過ごせる毎日を取り戻しましょう。
この記事では、コンクリートの鳥のフン掃除に悩む方に向けて、
- 掃除の前に知っておくべき2つのリスク
- ペットや子供に安全な掃除の3ステップ
- 頑固な汚れやシミの落とし方と注意点
- 我が家でも実践している鳥のフン予防策
上記について、私自身が愛犬との暮らしで培った経験を交えながら解説しています。



鳥のフン掃除は、ポイントさえ押さえれば決して難しいものではありません。
ぜひ参考にして、気持ちの良い住環境を取り戻すお手伝いができれば幸いです。
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コンクリートの鳥のフン掃除、2つのリスクを避けるのが最重要です


ベランダや駐車場に鳥のフンを見つけると、すぐにでも掃除したくなりますよね。
ですが、慌てて掃除を始める前に、知っておいてほしい大切なことが2つあります。
それは「健康へのリスク」と「コンクリートという素材へのリスク」です。
私自身も愛犬との暮らしの中で、安全には特に気を配ってきました。
まずはこの2つのリスクについて、しっかり確認していきましょう。
【健康リスク】乾燥したフンは吸い込むと危険な場合も
鳥のフン掃除で最も注意すべきなのは、健康への影響です。



鳥のフンには、様々な病原菌やウイルスが含まれている可能性があります。
特に乾燥してしまったフンは、掃除の際に細かな粒子となって空気中に舞い上がりやすいのです。
それを吸い込んでしまうと、アレルギー反応を引き起こしたり、感染症にかかったりするリスクもゼロではありません。
小さなお子さんやペットがいるご家庭では、



うちの子がもし触ってしまったら…
と心配になるのは当然のことだと思います。
だからこそ、掃除の際には適切な保護具を身につけることが、ご自身とご家族を守る上で非常に重要になるのです。
【素材リスク】酸性のフンはコンクリートを傷める可能性があります
もう一つのリスクは、コンクリートという素材そのものを傷つけてしまう可能性です。
実は、鳥のフンは酸性の性質を持っています。
一方で、コンクリートはアルカリ性の性質を持っているため、酸性のフンが付着したままだと化学反応を起こし、表面が少しずつ溶かされてしまうことがあるのです。
これが、放置したフンが頑固なシミになったり、コンクリートの表面をザラザラに劣化させたりする原因となります。
ここで焦って酸性の強力な洗剤などを使ってしまうと、さらに劣化を早めてしまうことにもなりかねません。



大切な住まいを長く綺麗に保つためにも、コンクリートの性質に合った優しい掃除方法を選ぶことが大切です。
ペットや子供に安全な鳥のフン掃除3ステップ


それでは、具体的に安全な掃除方法を見ていきましょう。
私がいつも心がけているのは、準備をしっかりして、安全な洗剤を使い、最後にもうひと手間かけることです。
この3つのステップを踏めば、小さなお子さんやペットがいるご家庭でも、安心して鳥のフンの掃除ができますよ。
ステップ1:掃除前の準備|マスクと手袋は必ず着用しましょう



何よりもまず、掃除を始める前の準備が一番大切です。
これは、ご自身とご家族の健康を守るための重要なステップとなります。
先ほどお話ししたように、乾燥したフンの粒子を吸い込んだり、フンに直接触れたりするのは避けなければなりません。
最低限、以下のものは必ず用意するようにしてくださいね。
- 使い捨てマスク
フンの粒子を吸い込まないために必須です。 - 使い捨てゴム手袋
直接フンに触れないように、手を保護します。 - キッチンペーパーや古い布
拭き取った後にそのまま捨てられるものが便利です。 - ゴミ袋
使用したものをまとめて密封して捨てるために使います。 - 霧吹き(水を入れたもの)
乾燥したフンを湿らせ、粒子の飛散を防ぎます。
もしあれば、目を保護するためのゴーグルを着用するとさらに安心感が増すでしょう。
ステップ2:安全な掃除方法|主役はご家庭にある「重曹」です
準備が整ったら、いよいよ掃除に取り掛かります。



ここで主役になるのが、多くのご家庭にある「重曹」です。
重曹は弱アルカリ性なので、酸性の鳥のフンを中和して汚れを浮き上がらせる効果が期待できます。
何より、食品にも使われるくらい安全性が高いので、お子さんやペットがいる場所でも安心して使えるのが嬉しいポイントですね。
具体的な手順は以下の通りです。
- まず、乾燥したフンに霧吹きで水をかけ、十分に湿らせます。これで菌の飛散を防ぎます。
- 湿らせたフンの上に、重曹を粉のまま振りかけます。
- 5分ほど置いて、フンがふやけてくるのを待ちましょう。
- 古い歯ブラシなどで優しくこすり、汚れを浮かせます。
- 浮き上がった汚れを、キッチンペーパーや古い布で拭き取ってください。
- 最後に、その場所を水でしっかりと洗い流せば完了です。
ゴシゴシ強くこすらなくても、重曹の力で汚れが落ちやすくなっているはずですよ。
ステップ3:掃除後の消毒|念のためのひと手間で安心感が違います
フンを取り除いて綺麗になったら、最後にもうひと手間、消毒をしておくと安心です。



目に見える汚れは落ちても、菌が残っている可能性も考えられますからね。
特に、お子さんが遊ぶベランダなどは、念入りに消毒しておくことをおすすめします。
市販の消毒用エタノール(アルコールスプレー)を掃除した場所に吹きかけて、そのまま自然乾燥させれば大丈夫です。
そして、掃除で使ったマスクや手袋、汚れを拭き取った布などは、すぐにゴミ袋に入れて口をしっかりと縛り、処分してください。
ブラシなど再利用する道具は、薄めた塩素系漂白剤につけて消毒し、よく水洗いしてから保管すると良いでしょう。


【状況別】頑固な汚れやシミの落とし方と注意点


鳥のフンは、見つけてすぐに掃除できれば良いのですが、時には気づかないうちに乾燥して固まってしまったり、シミになってしまったりすることもありますよね。
そんな少し手強い汚れも、慌てる必要はありません。
状況に合わせた方法で、じっくり対処していきましょう。
乾燥して固まったフンには「重曹ペースト」が効果的
カチカチに乾燥してしまったフンには、「重曹ペースト」がおすすめです。
粉のまま振りかけるよりも、ペースト状にすることでフンに密着し、じっくりと汚れを分解してくれます。



作り方はとても簡単ですよ。
重曹に少しずつ水を加え、歯磨き粉くらいの固さになるまで混ぜます。それを乾燥したフンの上にこんもりと乗せ、10分~15分ほど放置してください。その後、ブラシでこすれば、固まったフンが剥がれやすくなっているはずです。
この方法は、私も駐車場で実践していますが、コンクリートを傷めることなく、綺麗に汚れを落とせます。
シミになってしまった汚れは「セスキ炭酸ソーダ」で対処
もしフンがコンクリートに染み込んで、シミになってしまった場合は、「セスキ炭酸ソーダ」を試してみてください。
セスキ炭酸ソーダは重曹よりもアルカリ性が少し強く、タンパク質や油汚れを分解する力が高いのが特徴です。



こちらも重曹と同じく、自然由来の成分なので安心して使えます。
水500mlに対して小さじ1杯程度のセスキ炭酸ソーダを溶かした「セスキ水」をスプレーボトルに入れ、シミの部分に吹きかけます。
しばらく放置した後にブラシでこすり、水で洗い流しましょう。
一度で落ちなくても、何度か繰り返すことでシミが薄くなっていくことが期待できます。
【注意】カビキラーなど塩素系・酸性洗剤の使用は絶対に避けてください
ここで、一つだけ絶対に守っていただきたい注意点があります。
それは、カビキラーなどの塩素系漂白剤や、トイレ用洗剤などの酸性洗剤は絶対に使用しないということです。



強力な洗剤なら落ちるよね!
と考えてしまいがちですが、これは逆効果になる可能性が非常に高いのです。
アルカリ性のコンクリートに、これらの強力な洗剤がかかると、化学反応で変色してしまったり、素材そのものがボロボロになってしまったりする恐れがあります。
一度傷んでしまうと元に戻すのは大変ですから、焦らず、安全なアルカリ性の洗剤で対処するようにしてくださいね。
もうフンで悩まない!我が家でも実践している鳥のフン予防策3選


掃除が無事に終わっても、



またフンをされたらどうしよう…
という不安は残りますよね。
いたちごっこを繰り返さないためには、掃除と合わせて予防策を講じることがとても大切です。
鳥に「ここは居心地が悪い場所だ」と学習してもらうのがポイントになります。
ここでは、我が家でも実践している手軽なものから本格的なものまで、3つの対策をご紹介しましょう。
対策1:【手軽さ重視】CDや反射テープで鳥を寄せ付けない工夫
まず一番手軽に始められるのが、光るものを設置する方法です。



鳥は、キラキラと不規則に反射する光を嫌う習性があると言われています。
使わなくなったCDやDVDを紐で吊るしたり、アルミホイルを短冊状に切って吊るしたりするだけでも効果が期待できますよ。
最近では、100円ショップなどでも鳥よけ用の反射テープが売られています。
ベランダの手すりや物干し竿など、鳥が止まりやすい場所に設置してみてはいかがでしょうか。
対策2:【効果重視】防鳥スパイクやネットで物理的にガード



もっと確実な対策をしたい!
という方には、物理的に鳥が止まるのを防ぐ方法がおすすめです。
ホームセンターなどで売られている「防鳥スパイク(剣山のようなもの)」を、エアコンの室外機の上やベランダの縁など、鳥がよく止まる場所に設置すると、鳥はそこに着地できなくなります。
また、ベランダ全体を覆うように「防鳥ネット」を張るのも非常に効果的です。
少し設置に手間はかかりますが、一度設置してしまえば、その効果は長く続きます。


対策3:【長期視点】鳥が嫌がる環境をコツコツ作ることが大切
そして最も根本的な対策は、鳥にとって魅力のない環境をコツコツと作っていくことです。
鳥は、安全で、エサや水がある場所を好みます。
- ペットのエサを外に置きっぱなしにしない
- 生ゴミは蓋つきのゴミ箱にしっかりしまう
- ベランダを物置代わりにせず、こまめに人の出入りがある状態にする
こういった日々の小さな心がけが、鳥を遠ざけることにつながるのです。



家庭菜園もそうですが、コツコツと続けることが、一番の近道なのかもしれませんね。
【FAQ】鳥のフン掃除に関するよくある質問にお答えします





最後に、鳥のフン掃除に関して、皆さんからよくいただく質問にお答えしていきたいと思います。


まとめ:コンクリートの鳥フン掃除は安全第一で


今回は、コンクリートの鳥のフン掃除に悩む方に向けて、
- 掃除の前に知っておくべき2つのリスク
- ペットや子供に安全な掃除の3ステップ
- 頑固な汚れやシミの落とし方と注意点
- 我が家でも実践している鳥のフン予防策
上記について、私自身の経験を交えながらお話してきました。
鳥のフン掃除で最も大切なのは、ご自身とご家族の「安全」と、大切な住まいという「資産」を守ることだと私は考えています。
正しい知識を持って丁寧に対処すれば、気になる汚れも綺麗になり、安心して過ごせる快適な空間を取り戻せるでしょう。



まずはご家庭にある重曹を使って、今回ご紹介した安全な掃除方法を試してみてはいかがでしょうか。
この記事が、あなたの不安を解消し、穏やかな日常を取り戻すための一助となれば幸いです。
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