こんにちは、もん吉です。
突然アライグマを見つけたら、
はちみちゃんこれって警察に連絡すべきなの?



下手に刺激して襲われたらどうしよう…



子供やペットが危ないかもしれない!
こんな風に、どうすれば良いか分からず不安になりますよね。
結論から言うと、警察に連絡すべきなのは「人に危害が及ぶ緊急時」だけなんです。
それ以外のケースでは、状況に応じて自治体や専門業者に相談するのが正しい対処法と言えるでしょう。
各機関の役割を正しく理解すれば、慌てずに安全な行動が取れるようになります。
- 警察へ連絡すべき緊急時の見極め方
- 状況別の正しい連絡先とそれぞれの役割
- 発見時に絶対にしてはいけない行動
- アライグマが持つ本当の危険性
上記について、私自身が家庭菜園での獣害対策で培った経験も交えながら解説しています。



アライグマとの遭遇では、まず落ち着いて状況を見極めることが何より大切です。
ぜひこの記事を参考にして、あなたとご家族の安全を守るための知識を身につけてください。
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アライグマを見つけたらまず確認!警察へ連絡すべき緊急時とは?


アライグマに遭遇すると、その可愛らしい見た目とは裏腹に、どう対応すれば良いか分からず焦ってしまいますよね。
真っ先に



警察に連絡した方がいいのかな?
と考える方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、警察に連絡すべきなのは、人の安全が脅かされるような緊急事態に限られます。
具体的には、これからお話しする3つのケースが当てはまるかどうかで判断すると良いでしょう。
人やペットに危害が及ぶ・身の危険を感じる場合
まず最も優先すべきなのは、ご自身やご家族、そしてペットの安全確保です。
例えば、小さなお子さんやペットが庭にいる時にアライグマが現れ、唸り声をあげて近づいてくるようなケースが考えられます。
このような切迫した状況では、警察官が駆けつけて、その場にいる人々の安全を確保するための措置を取ってくれるでしょう。



もしかしたら襲われるかもしれない…
そう感じた時点で、ためらわずに助けを求めることが大切ですよ。


家屋に侵入され、パニックになっている場合
次に、アライグマが家の中に侵入してしまった場合も、警察に連絡すべき緊急事態と言えます。
家の中で鉢合わせしてしまい、アライグマがパニックになって暴れているような状況では、ご自身で対処しようとすると大変危険です。



このような場合も、まずは身の安全を確保できる部屋に避難し、警察に連絡して指示を仰ぐのが賢明な判断となります。
警察は動物の捕獲が専門ではありませんが、住民の安全を守るために必要な対応をしてくれるはずです。
交通事故の危険があるなど、公共の安全に関わる場合
ご自身の敷地内だけでなく、公道でアライグマを発見した場合も注意が必要です。
例えば、アライグマが道路をうろついていて、車が急ブレーキをかけたり、避けようとして事故を起こしたりする危険がある場合です。
また、駅のホームや商店街といった、人が多く集まる場所でアライグマが目撃された場合も、パニックによる二次被害が懸念されます。
このように、個人の問題だけでなく、公共の安全に影響を及ぼす可能性があると判断した場合は、警察に連絡するのが適切でしょう。



交通整理や周囲への注意喚起など、警察が介入することで大きな事故を防げるかもしれません。
状況別の適切な連絡先、警察以外の相談窓口を解説


警察に連絡するのは緊急時のみ、と聞いて



じゃあ、それ以外の時はどこに相談すればいいの?
と疑問に思いますよね。
ご安心ください。
アライグマを見つけた状況に応じて、頼りになる相談窓口はちゃんと存在します。
大切なのは、パニックにならず、状況に合った正しい連絡先を選ぶことです。
ここでは、警察以外の主な相談先である「自治体」と「専門業者」について、どのような場合に連絡すべきかを具体的に解説していきます。
【敷地外での目撃】まずは自治体(市役所など)へ情報提供を
もし、ご自宅の敷地外、例えば近所の道路や公園、畑などでアライグマを見かけただけの場合は、まずはお住まいの自治体(市役所や区役所など)の担当部署に連絡するのがおすすめです。



見かけただけなのに、連絡してもいいの?
そう思うかもしれませんが、住民からの目撃情報は、自治体が地域の生息状況を把握し、被害が拡大する前に対策を立てるための貴重なデータになるのです。
すぐに捕獲や駆除をしてくれるわけではありませんが、情報提供することで、地域全体の安全につながる第一歩となります。


【敷地内での被害】自治体への相談と専門業者の検討を
一方で、ご自宅の庭やベランダ、屋根裏などでアライグマによる被害がすでに出ている場合は、対応が変わってきます。
この場合も、まずは自治体に相談するのが基本です。
ただし、自治体の対応はあくまで限定的で、根本的な解決には至らないことも少なくありません。
もし、



屋根裏に住み着かれてしまった



被害が続いていて、早く解決したい
といった深刻な状況であれば、害獣駆除の専門業者に相談することも有力な選択肢となるでしょう。
費用はかかりますが、プロならではの知識と技術で、駆除から再発防止まで一貫して対応してくれるはずです。
連絡先の役割まとめ。警察・自治体・専門業者は何をしてくれる?
ここで、それぞれの連絡先が「何をしてくれて、何をしてくれないのか」を整理しておきましょう。
この違いを理解しておくだけで、いざという時に落ち着いて行動できるはずです。
| 連絡先 | 主な役割(してくれること) | 対応範囲外(してくれないこと) |
|---|---|---|
| 警察 | 人の安全確保、交通整理などの緊急対応 | アライグマの捕獲・駆除、再発防止策 |
| 自治体 | 目撃情報の受付、相談対応、捕獲器の貸出(一部)、業者の紹介 | 積極的な駆除作業、家屋の修繕、清掃・消毒 |
| 専門業者 | 法律に則った駆除、侵入経路の封鎖、清掃・消毒、再発防止策 | 公道など、私有地以外の場所での対応 |



このように、それぞれの役割は明確に分かれています。
緊急度と状況に応じて、最も適切な連絡先を選ぶことが、問題解決への近道と言えるでしょう。


アライグマ発見時に絶対にしてはいけない3つの行動


アライグマに遭遇した時、パニックからつい取ってしまいがちな行動が、実は状況を悪化させたり、ご自身を危険にさらしたりすることがあります。
私も家庭菜園で獣害に悩まされた経験がありますが、相手は野生動物だということを忘れてはいけません。
安全を確保し、問題をこじらせないためにも、これからお話しする「絶対にしてはいけない3つの行動」を心に留めておいてください。
危険!むやみに近づいたり、刺激したりしない
アライグマは、可愛らしい見た目とは全く違って、気性が荒く攻撃的な一面を持っています。
特に、追い詰められたと感じたり、子どもを守ろうとしたりする時には、鋭い爪や歯で人間に襲いかかってくることも少なくありません。



大きな音を出して追い払おうかな…



石を投げてびっくりさせてみようかな…
こうした行動は、アライグマを興奮させるだけで逆効果になる可能性が高いです。
安全な屋内に避難するなどして、決して直接対決しようとしないでください。
法律違反に!無許可で捕獲・駆除をしない



害獣なのだから、自分で捕まえてもいいよね…
そう考えてしまう気持ちも分かりますが、これは大きな間違いです。
アライグマは「特定外来生物」に指定されていると同時に、「鳥獣保護管理法」という法律の対象にもなっています。
そのため、自治体の許可なくアライグマを捕獲したり、傷つけたり、殺したりすることは法律で固く禁じられているのです。



もし違反してしまうと、罰金や懲役といった重い罰則が科される可能性もあります。
アライグマの被害に悩んでいる場合でも、必ず自治体に相談し、定められた正しい手順で対応を進めるようにしましょう。


感染症のリスクも…糞尿には触らない
アライグマの危険は、その攻撃性だけではありません。
アライグマの糞尿には、人間にも感染する可能性のある危険な病原菌や寄生虫が含まれていることがあります。
代表的なものには、狂犬病やアライグマ回虫症、レプトスピラ症などがあり、中には重篤な症状を引き起こすものも含まれます。



もし庭やベランダ、屋根裏などでアライグマのものと思われる糞を見つけても、決して素手で触らないでください。
やむを得ず処理する場合は、必ず使い捨ての手袋やマスクを着用し、作業後は石鹸で念入りに手を洗うなど、衛生管理を徹底することが大切です。
なぜ慎重な対応が必要?アライグマが持つ2つの危険性


ここまで、アライグマを見つけた際の対処法についてお話ししてきましたが、



なぜそこまで慎重になる必要があるの?
と感じる方もいるかもしれませんね。
見た目の愛らしさから、つい油断してしまいがちですが、アライグマは私たちが想像する以上に危険な側面を持っています。
私自身も、家庭菜園やペットとの暮らしの中で、野生動物との共存の難しさを痛感してきました。
ここでは、アライグマに対して慎重な対応が求められる2つの大きな理由、「攻撃性」と「感染症」について、もう少し詳しく解説します。
見た目に反して凶暴な性格と高い攻撃性
アライグマの最も注意すべき危険性の一つが、その凶暴な性格です。
特に、繁殖期(春から初夏)の母アライグマは、子どもを守るために非常に神経質になっており、近づくものすべてを敵とみなして襲いかかってくる可能性も否定できません。
アライグマは鋭い歯と爪を持っており、成獣の噛む力は非常に強いと言われています。
万が一、噛まれたり引っ掻かれたりすれば、大人でも大怪我につながる恐れがあるのです。



「可愛いから」と安易に近づくのは、絶対にやめましょう。
重篤な感染症を媒介する可能性
もう一つの大きな危険性が、アライグマがさまざまな感染症の媒介動物(キャリア)であるという点です。
先ほど糞尿のリスクについて触れましたが、アライグマ自身も多くの病原体を持っています。



特に注意が必要なのが、日本では長年発生が確認されていない「狂犬病」です。
アライグマは狂犬病の宿主となる可能性があり、もし感染したアライグマに噛まれれば、人間にも感染するリスクがゼロではありません。
その他にも、アライグマ回虫症やレプトスピラ症など、人間に感染すると重い症状を引き起こす可能性のある病気を持っています。
アライグマとの接触は、こうした目に見えない危険とも隣り合わせであることを、ぜひ覚えておいてください。


私も経験した家庭菜園の獣害対策とペットへの配慮


私自身、長年趣味で家庭菜園を続けていますが、アライグマをはじめとする野生動物による被害には本当に頭を悩ませてきました。
丹精込めて育てた野菜が一晩で荒らされてしまった時の悔しさは、経験した人でなければ分からないかもしれません。
また、我が家には愛犬の柴犬がいますので、ペットの安全確保という点でも、獣害対策は常に大きな課題です。
ここでは、私の実体験も踏まえながら、アライグマから大切なものを守るための考え方と、特にペットがいるご家庭で注意したい点についてお話ししたいと思います。
アライグマから家庭菜園を守るための基本的な考え方
アライグマは非常に賢く、手先が器用な動物です。
そのため、中途半端な対策では簡単にかいくぐられてしまいます。



私の経験から言える最も重要な考え方は、「アライグマにとって魅力のない環境を作ること」です。
具体的には、以下の3つのポイントが基本となります。
- 餌となるものを徹底的に除去する
収穫時期を過ぎた野菜や果物は放置せず、速やかに片付けましょう。生ゴミやペットの餌なども、屋外に放置しないことが大切です。 - 隠れ場所をなくす
家の周りの雑草を刈り、使っていない植木鉢などを整理して、アライグマが身を隠せる場所を減らしましょう。 - 侵入経路を物理的に塞ぐ
畑の周りを金網や電気柵で囲うのが最も効果的です。アライグマは木登りが得意なので、柵の高さや強度にも工夫が必要になります。
これらは地道な作業ですが、コツコツと続けることで、アライグマが寄り付きにくい環境を作ることができるはずです。
ペットがいるご家庭で特に注意したいこと
ペットを飼っているご家庭では、獣害対策に加えて、ペット自身の安全にも最大限の配慮が必要です。
特に犬や猫は、アライグマと遭遇した際に喧嘩になり、大怪我を負わされたり、感染症をうつされたりする危険があります。
夜間にペットを屋外に出すのは、できるだけ避けるべきでしょう。
また、庭で放し飼いにしている場合も、アライグマが出没する可能性がある時間帯は家の中に入れるなどの対策が求められます。



ペットフードの管理も重要です。
食べ残しを外に放置するのはもちろん、室内であっても、アライグマが侵入できるような窓の近くにフードを置くのは避けた方が賢明です。
大切な家族であるペットを守るためにも、細心の注意を払っていただければと思います。
【FAQ】アライグマの対応に関するよくある質問


ここまでアライグマの対処法について解説してきましたが、まだ細かい疑問や不安が残っている方もいるかもしれませんね。



いざという時に備えて、多くの方が抱きがちな質問について、Q&A形式で簡潔にお答えしていきます。
まとめ:アライグマを見つけたら、状況判断と正しい連絡先が大切


- 警察へ連絡すべき緊急時の見極め方
- 状況別の正しい連絡先とそれぞれの役割
- 発見時に絶対にしてはいけない行動
- アライグマが持つ本当の危険性
上記について、私自身の家庭菜園での獣害対策の経験も交えながらお話してきました。
アライグマとの遭遇で最も大切なのは、慌てずに状況を冷静に見極めることです。
そして、その状況に応じて「警察」「自治体」「専門業者」という正しい連絡先を選ぶことが、ご自身とご家族の安全を守ることにつながります。
この知識があるだけで、いざという時に落ち着いて行動でき、不要なトラブルを避けられるようになるでしょう。



野生動物との共存は難しい面もありますが、正しい知識を持つことで、私たちの穏やかな日常を守ることは可能です。
この記事が、あなたの不安を少しでも解消するお手伝いができれば幸いです。
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