天井に現れたゴキブリの対処法に悩んでいる方なら、
あかねちゃんどうしよう、落ちてきたら…



殺虫剤を天井にスプレーしたら、自分にかかってしまいそう…
こんな風に、恐怖と不安でいっぱいになっているかもしれませんね。
結論から言うと、天井のゴキブリは「安全第一」で対処するのが鉄則です。
慌てて行動すると、かえって危険な状況を招いてしまうことがあります。
この記事で紹介する方法を実践すれば、落下や薬剤飛散のリスクを最小限に抑えながら、落ち着いてゴキブリを駆除できるようになるでしょう。
- 落下させない安全な駆除方法
- やってはいけない危険な対処法
- ゴキブリが天井にいる原因
- 天井付近の侵入対策
上記について、愛犬との暮らしの中で害虫対策を実践している私の経験を交えながら、分かりやすく解説しています。



突然のゴキブリ出現で眠れない夜とはさよならです。
ぜひ参考にして、安心して過ごせるお部屋を取り戻してください。
天井のゴキブリ、どうする?落下させない安全な駆除方法3選


部屋でくつろいでいる時、ふと見上げた天井にゴキブリがいたら…本当に怖いですよね。



どうしよう、落ちてきたら…
とパニックになってしまう気持ち、私もよくわかります。
特に、私のようにペットと暮らしていると、強い殺虫剤を使うのはとても心配です。
でも、大丈夫ですよ。
慌てずに、安全な方法で対処すれば、ゴキブリが落下してくるリスクや薬剤が自分にかかる心配を減らすことができます。
ここでは、私が家庭菜園の害虫対策や愛犬との暮らしの中で実践している、安全で効果的な駆除方法を3つご紹介しますね。
【もん吉おすすめ】冷却スプレーと虫取り網で安全に捕獲する
私が一番おすすめしたいのが、殺虫成分を含まない冷却スプレーと虫取り網を組み合わせる方法です。
この方法の最大のメリットは、ゴキブリを落下させる前に動きを止め、安全に捕獲できる点にあります。



私も愛犬の柴犬が部屋にいるときは、この方法で対処しています。
具体的な手順は以下の通りです。
- まず、椅子や脚立を用意し、ゴキブリに近づきます。
- ゴキブリが落ちてきそうな場所を予測して、その真下に虫取り網を構えましょう。
- ゴキブリの真下ではなく、少し離れた横側から狙いを定め、冷却スプレーを数秒間噴射します。
- マイナスの冷気で動きが止まったゴキブリが、ポトリと網の中に落ちてきます。
- 網の中で再度スプレーをかけるか、ビニール袋に網ごと入れて口を縛れば、直接触れることなく処理完了です。
この方法なら、薬剤が部屋に広がる心配もなく、ゴキブリが暴れまわる姿を見なくて済むので、精神的な負担も少ないですよ。
殺虫剤を使わない!消毒用エタノールで退治する方法
もし冷却スプレーがご自宅にない場合は、掃除などで使う消毒用エタノールでも代用が可能です。
殺虫成分を含んでいないため、小さなお子さんやペットがいるご家庭でも比較的安心して使えるのが嬉しいポイントですね。



スプレーボトルに入れて、ゴキブリに直接かかるように噴射してみてください。
ただし、即効性は殺虫剤や冷却スプレーに劣るため、数回スプレーする必要があるかもしれません。
また、スプレーするとゴキブリが床に落下することが多いので、すぐにとどめを刺せるように準備しておきましょう。
掃除機で吸い取る際の注意点と確実な処理方法



スプレーをかけるのも怖い…
という方は、掃除機で吸い込んでしまう方法もあります。
天井に届く長さのノズルがあれば、距離を保ったまま対処できるのがメリットです。
ただし、いくつか重要な注意点があります。



実は、ゴキブリは掃除機に吸い込まれただけでは死なないことが多いのです。
そのため、吸い込んだ後はすぐに掃除機のスイッチを切り、以下のいずれかの方法で確実にとどめを刺しましょう。
- 紙パック式の場合
すぐに紙パックを取り出し、ビニール袋に入れて口を固く縛り、ゴミとして捨ててください。紙パックの中で卵を産んでしまう危険も防げます。 - サイクロン式の場合
ダストカップ内に家庭用洗剤を数滴垂らし、水を少し入れてからフタを閉め、掃除機を数秒間作動させます。こうすることで、内部で溺れさせて処理することができます。
吸い込んだ後の処理を忘れないことが、この方法で最も大切なポイントになります。


そのやり方は危険かも!天井のゴキブリ駆除でやってはいけないこと


目の前のゴキブリを早くなんとかしたい一心で、つい焦って行動してしまいがちですが、ちょっと待ってください。
天井という特殊な場所だからこそ、やってはいけない危険な対処法があるんです。
失敗して後悔しないためにも、まずは絶対に避けるべき2つの方法を知っておきましょう。
真下からの殺虫スプレー噴射は絶対にNG
一番やってしまいがちなのが、ゴキブリの真下から殺虫スプレーを噴射することです。



これは絶対にやめてください。
なぜなら、スプレーに驚いたゴキブリが、自分めがけて落ちてくる可能性が非常に高いからです。
それだけでなく、天井に向けて噴射した殺虫剤の成分が、そのまま自分の顔や体にかかってしまいますよね。
私も愛犬がいますので、室内に薬剤がむやみに広がる状況は絶対に避けるようにしています。
家族やペットの安全のためにも、真下からのスプレーは絶対に避けましょう。
叩き潰すと菌が飛散するリスクがある
スリッパや丸めた新聞紙などで叩き潰す、というのもおすすめできません。



ゴキブリは、体に多くの病原菌を付着させていると言われています。
それを天井で叩き潰してしまうと、菌を含んだ体液やフンが広範囲に飛び散ってしまい、とても不衛生な状態になってしまうのです。
また、天井の壁紙にシミがついてしまい、後のお掃除が大変になるというデメリットもあります。
衛生面と後片付けの手間を考えても、叩き潰すのは避けた方が賢明と言えるでしょう。
なぜゴキブリは天井にいるの?考えられる3つの原因


無事に駆除ができて一息つくと、今度は



そもそも、なんでゴキブリが天井なんかにいたんだろう?
と気になりますよね。
その原因を知ることは、今後の再発防止にも繋がります。
ここでは、ゴキブリが天井に現れる主な理由として考えられる3つの原因を解説しますね。
暖かい空気が集まる快適な場所だから



一つ目の理由は、とてもシンプルです。
暖かい空気は部屋の上の方に溜まる性質がありますよね。
特に、照明器具の周りは熱を持っていることが多いので、ゴキブリが寄り付きやすいポイントの一つと言えるでしょう。
殺虫剤や忌避剤から逃げてきている可能性
意外かもしれませんが、床に置いた殺虫剤や忌避剤が原因となっている可能性もあります。
例えば、お部屋でくん煙剤を焚いたり、置き型の駆除剤を設置したりすると、それを嫌がったゴキブリが薬剤のない安全な場所、つまり天井付近へと避難してくることがあるのです。
良かれと思って行った対策が、かえってゴキブリを人目につく場所へ追いやってしまうケースもある、ということですね。
壁や天井を自由に移動できる能力がある
そもそも、ゴキブリには垂直な壁や天井の裏側でさえ、自由に歩き回れる驚きの身体能力があります。
彼らの足の先には鋭い爪や、吸盤のような役割を果たす褥盤(じょくばん)という器官があり、これらを使ってツルツルした面にもしっかりと張り付くことができるのです。
飛んできたのではなく、壁を伝って天井まで移動してきた、というケースがほとんどだと考えられます。
ゴキブリの侵入を防ぐ!今すぐできる天井付近の対策


無事にゴキブリを駆除できたとしても、



またいつか現れるかも…
と考えると、なかなか安心できませんよね。
その不安を解消するためには、ゴキブリが部屋に入ってくる「侵入経路」を断つことが何よりも大切です。
私も家庭菜園で害虫対策をするときは、まず虫が寄り付かない環境づくりを一番に考えます。
ここでは、ご家庭で今すぐ簡単にできる天井付近の侵入対策を3つご紹介しますね。
エアコンの配管穴の隙間をパテで塞ぐ
意外と見落としがちなのが、エアコンの配管を壁に通すために開けられた穴の隙間です。
通常は、配管パテという粘土のようなもので塞がれていますが、これが経年劣化でひび割れたり、縮んで隙間ができてしまったりすることがあります。



ゴキブリはほんの数ミリの隙間でも侵入してきますので、ここは要チェックポイントです。
もし隙間を見つけたら、ホームセンターなどで数百円で売っている新しいエアコンパテで埋め直しましょう。
古いパテを取り除き、粘土遊びのように新しいパテをこねて隙間なく埋めるだけなので、作業はとても簡単ですよ。
換気扇や通気口にフィルターを設置する
キッチンやお風呂の換気扇、部屋の壁にある24時間換気の通気口も、外と繋がっているためゴキブリの侵入経路になり得ます。



これらの場所には、専用のフィルターを取り付けるのが効果的です。
最近では100円ショップなどでも、シールのように簡単に貼り付けられる換気扇フィルターが売られています。
薬剤を使わない物理的な対策なので、小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心して取り入れられるのが良いですね。
照明器具の周りの隙間をチェックする
天井に埋め込まれたダウンライトや、シーリングライトの根元部分にも、わずかな隙間ができていることがあります。
特に古い物件の場合、天井裏からこの隙間を通って部屋の中に侵入してくるケースも考えられます。
もし隙間が気になるようでしたら、ホームセンターなどで手に入る「隙間テープ」を使って塞ぐのがおすすめです。



照明の熱に耐えられるタイプのものを選ぶようにしてくださいね。
【FAQ】天井のゴキブリ駆除に関するよくある質問


最後に、天井のゴキブリ駆除に関して、皆さんからよく寄せられる質問についてQ&A形式でお答えしていきますね。



細かい疑問や不安も、ここでスッキリ解消していきましょう。
まとめ:天井のゴキブリは安全第一で対処し、再発防止を徹底しよう
- やってはいけない危険な対処法
- ゴキブリが天井にいる原因
- 落下させない安全な駆除方法
- 天井付近の侵入対策
上記について、私自身が愛犬との暮らしで実践している経験を交えながらお話ししてきました。
天井のゴキブリ駆除で最も大切なのは、パニックにならず、安全を最優先することです。
殺虫成分のない冷却スプレーなどを活用すれば、落下や薬剤飛散のリスクを抑えながら落ち着いて対処できるでしょう。



目の前の1匹を無事に駆除できたら、次は侵入経路を塞ぐ番です。
この記事でご紹介した対策を一つずつ実践して、ゴキブリのいない安心な毎日を取り戻してくださいね。

