こんにちは、もん吉です。

夜中に天井裏からコンコンと音がして眠れない…



もしかして害獣?それとも家が古いのかな?
原因不明の音に、こんな不安な気持ちを抱えている方も多いのではないでしょうか。
その天井裏の「コンコン」という音の正体は、主に「害獣」「家の構造」「水道設備」の3つが考えられます。
原因がわかれば、落ち着いて正しい対処ができるようになり、安心して眠れる夜を取り戻せるでしょう。
この記事では、天井裏の異音に悩んでいる方に向けて、
- 天井裏から聞こえる「コンコン」音の3つの原因
- 音や状況でわかる原因特定セルフチェック
- 原因がわかる前に絶対にやってはいけない注意点
- 放置するリスクと原因別の対処法
上記について、私自身が家庭菜園での害獣対策で培った経験も交えながら解説しています。



天井裏の「コンコン」音は、原因を正しく見極めることが解決の鍵です。
ぜひ参考にして、あなたの「眠れない夜」を解消する一助としていただければ幸いです。
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天井裏から聞こえる「コンコン」音の正体は?考えられる3つの原因


夜中に天井裏から聞こえる「コンコン」という音、本当に気になりますよね。
結論から言うと、その音の正体として考えられる主な原因は「害獣」「家の構造」「水道設備」の3つです。



原因がわからないと不安ばかりが募ってしまいますが、まずは落ち着いて、どのような可能性が考えられるのかを知ることが大切ですよ。
ここでは、それぞれの原因にどのような特徴があるのかを、一つずつ見ていきましょう。
原因1:イタチやハクビシンなど害獣の足音や活動音
もし聞こえてくる音が、何か生き物が動き回っているような気配を感じさせるものなら、害獣が天井裏に侵入している可能性が考えられます。
特に「コンコン」という硬質な音は、ネズミよりも少し体の大きいイタチやハクビシン、アライグマなどの足音である場合が多いようです。
これらの動物は、寒さや雨風をしのぐために、断熱材があって暖かい家の天井裏を好んで巣にしてしまうことがあるのです。



私の家庭菜園でも、ハクビシンによる野菜の食害に悩まされた経験がありますが、彼らは本当に賢くて神出鬼没なんですよ。
害獣が原因の場合、足音以外にも「カリカリ」と何かをかじる音や、鳴き声が聞こえることもあります。
原因2:家のきしみや木材の収縮による「家鳴り」
生き物の気配が全く感じられない場合は、「家鳴り(やなり)」と呼ばれる現象かもしれません。
これは、家の構造に使われている木材などが、温度や湿度の変化によって膨張したり収縮したりする際に鳴る音のことです。
特に、木造住宅ではよく起こる自然な現象で、一日の中でも寒暖差が大きい春や秋、またエアコンの使用で室内と外の温度差が大きくなる時期に聞こえやすくなります。
「コン」「パキッ」「ピシッ」といった、何かが弾けるような、あるいはきしむような音が特徴と言えるでしょう。



多くの場合は家の強度に問題があるわけではないので、過度に心配する必要はないかもしれませんね。
原因3. 水道管の水圧変動で起こるウォーターハンマー現象
意外な原因として、水道管が発する音の可能性も考えられます。
これは「ウォーターハンマー現象」と呼ばれ、蛇口を急に閉めたときなどに、水道管の中を流れていた水の運動エネルギーが逃げ場を失い、管の内壁に強くぶつかることで「コン!」や「ガン!」という大きな衝撃音が発生する現象です。



この音が壁や天井を伝わって、全く違う場所から聞こえてくることがあるんですね。
もし、ご家族が水を使ったタイミング(お風呂、トイレ、洗濯機など)で音が鳴るようであれば、このウォーターハンマー現象を疑ってみても良いかもしれません。
この現象は、配管の固定が緩んでいる場合に起こりやすいとされています。
もしかして害獣?音や状況でわかる原因特定セルフチェック


3つの主な原因をご紹介しましたが、



うちの場合はどれに当てはまるんだろう?
と、さらに気になってきたかもしれませんね。
ここからは、ご自身で原因の可能性を絞り込むための、簡単なセルフチェック方法をご紹介します。
あくまでも安全な範囲での確認ですが、状況を整理することで、専門家へ相談する際にもスムーズに説明ができますよ。
さっそく見ていきましょう。
【音で判断】どんな音がいつ聞こえますか?
まず一番のヒントになるのが、やはり「音」そのものです。



どんな音が、いつどのように聞こえるかを注意深く観察してみてください。
私の経験上、自然が相手のトラブルは、その観察が解決への一番の近道だったりします。
- 害獣の可能性が高いケース
夜中や明け方に「コンコン」「トコトコ」と動き回る音が聞こえる場合は、夜行性の害獣の可能性が高いと考えられます。「カリカリ」と何かをかじる音や、「キーキー」といった鳴き声が伴うこともあります。 - 家鳴りの可能性が高いケース
「パキッ!」「ピシッ」という、何かが弾けるような単発の音が、昼夜問わず不定期に聞こえる場合は家鳴りの可能性が高いでしょう。特に、晴れた日の夕方や、季節の変わり目など、寒暖差の大きい日に起こりやすいです。 - 水道設備の可能性が高いケース
家族の誰かがトイレやお風呂、キッチンなど水を使った直後に「コン!」と一度だけ鳴る場合は、ウォーターハンマー現象が疑われます。音の発生が水道の使用と連動しているかどうかが大きなポイントになります。



うちの音は夜中に聞こえるから、やっぱり動物なのかな…
というように、音の鳴る時間帯を意識するだけでも、原因をかなり絞り込めるはずです。
【他の兆候で判断】天井のシミや異臭はありませんか?
音以外の「サイン」に目を向けることも、原因を特定する上で非常に重要です。
天井を見上げて、何か変化がないか確認してみましょう。
もし天井に、これまでなかったはずの茶色っぽいシミができていたり、なんだかカビ臭いような、アンモニア臭のような異臭がしたりする場合は、残念ながら害獣が住み着いている可能性が非常に高いと言えます。
これは、天井裏に溜まった害獣の糞尿が、天井材に染み出してきているサインだからです。



家鳴りやウォーターハンマー現象では、このようなシミや臭いが発生することはありません。
もしシミや異臭に気づいたら、衛生面での問題も考えられますので、早めの対処が必要になってきます。
【住まいで判断】戸建て・アパートなど住居別の傾向
お住まいの建物の種類によっても、原因の傾向は少し変わってきます。
周りの環境も合わせて考えてみましょう。
- 戸建ての場合
家の周りに畑や山、林など自然が豊かな環境であれば、やはり害獣の侵入リスクは高まります。屋根の隙間や換気口、壁のひび割れなど、動物が侵入できる経路がアパートなどより多いのも特徴です。 - マンション・アパートの場合
害獣の可能性もゼロではありませんが、他の部屋の生活音が響いてきたり、建物全体の水道設備が原因でウォーターハンマー現象が起きたりするケースも考えられます。賃貸物件の場合は、まず大家さんや管理会社に相談するのが基本の対応となります。



このように、ご自身の状況を整理することで、闇雲に不安がる状態から一歩抜け出すことができるはずです。
原因がわかる前に!絶対にやってはいけない3つの注意点


原因の目星がついてくると、



なんとか自分で対処できないかな…
と考えてしまうかもしれませんね。
その気持ちはよくわかりますが、焦りは禁物です。



間違った対処は、かえって状況を悪化させたり、ご自身やご家族を危険に晒したりすることにもなりかねません。
ここでは、原因がはっきりとわかる前に、絶対にやってはいけない注意点を3つお伝えします。
安全のためにも、ぜひ覚えておいてください。
注意点1:危険!安易に天井裏を覗き込む



一体何がいるのか、自分の目で確かめたい!
と思うかもしれませんが、ご自身で天井裏を覗き込むのは絶対にやめてください。
天井裏は、私たちが普段歩く床と違って、人が乗ることを想定して作られていない場合がほとんどです。
- 天井を踏み抜いて落下する危険
- 暗闇で配線に触れて感電する危険
- 追い詰められた害獣に襲われる危険
- 糞尿に潜む病原菌やダニ・ノミに接触する危険
このように、多くのリスクが潜んでいます。



天井裏の確認は、必ず専門の業者に任せるようにしましょう。
注意点2:被害が拡大?原因不明のまま忌避剤を使う
ホームセンターなどでは、動物が嫌がる臭いを出す忌避剤(きひざい)が売られています。
しかし、音の原因が害獣だと確定していない段階で、これらを使用するのはおすすめできません。
もし原因が家鳴りや水道設備だった場合は全く効果がありませんし、仮に害獣だったとしても、その種類に対応していない忌避剤では効果が薄いでしょう。



中途半端な対策は、害獣を一時的に驚かせるだけで、家のさらに奥へと逃げ込ませてしまう可能性もあります。
そうなると、被害が別の場所へ拡大したり、駆除がより難しくなったりすることもあるのです。
注意点3:ペットがいる家の殺虫剤・燻煙剤の使用



もしかして害獣と一緒にダニやノミもいるかも…
と心配になり、燻煙(くんえん)タイプの殺虫剤を使いたくなる方もいるかもしれません。
しかし、犬や猫などのペットを飼っているご家庭では、特に慎重になる必要があります。
私自身も愛犬と暮らしているのでよくわかりますが、ペットの安全は何よりも優先したいですよね。



殺虫剤の成分には、ペットにとって有害なものが含まれている場合があります。
たとえ使用中にペットを屋外に出したとしても、家具や床に残った成分を舐めてしまい、体調を崩してしまう危険性も考えられます。
ペットがいるご家庭での薬剤の使用は、必ず獣医師や専門業者に安全性を確認してからにしましょう。
天井裏の異音を放置するリスクとは?被害が広がる前に知っておくべきこと





そのうち音も収まるよね…
と、つい様子を見てしまいたくなる気持ちもあるかもしれません。
しかし、もし音の原因が害獣だった場合、放置することで様々なリスクが生じる可能性があります。
これは脅かすわけではなく、穏やかな日常を守るために知っておいていただきたい大切なことです。
ここでは、異音を放置した場合に考えられる主なリスクを2つご紹介します。
害獣による建物の損傷や健康被害
天井裏に住み着いた害獣は、ただそこにいるだけではありません。
断熱材を巣の材料にしてボロボロにしてしまったり、木材や柱をかじって家の強度を弱めてしまったりすることがあります。



断熱材がなくなると、冬は寒く夏は暑い家になってしまい、光熱費にも影響が出てくるかもしれませんね。
さらに深刻なのが、糞尿による被害です。
天井裏に溜まった糞尿は、悪臭の原因になるだけでなく、天井にシミを作り、建材を腐らせてしまうこともあります。
また、糞尿に含まれる病原菌や、害獣の体に付着しているダニ・ノミなどが原因で、アレルギーや喘息といった健康被害を引き起こす可能性も指摘されています。
配線トラブルによる漏電や火災の危険性
天井裏には、照明やコンセントにつながる電気配線が通っています。
ネズミやイタチなどの害獣は、伸び続ける歯を削るために、硬いものをかじる習性があるのです。



もし、その対象が電気配線だったとしたら、本当に危険な事態につながりかねません。
配線のビニールが剥がれて中の銅線がむき出しになると、そこから漏電したり、ショートして火花が散ったりする可能性があります。
その火花が、周りのホコリや断熱材などに燃え移れば、火災の原因となってしまうことも考えられるのです。



まさかうちが…
と思うかもしれませんが、実際に害獣による配線トラブルは少なくないと聞きます。
【原因別】今すぐできる対処法と専門業者への相談ポイント


ここまで原因の特定方法やリスクについてお話ししてきましたが、ここからは具体的な対処法について解説していきます。



原因によって、相談すべき相手や取るべき行動が変わってきます。
ご自身の状況と照らし合わせながら、最適な一歩を踏み出しましょう。
害獣が原因の可能性が高い場合の対策と業者選び
セルフチェックの結果、害獣の可能性が高いと感じた場合は、専門の駆除業者に相談するのが最も確実で安全な方法です。
特にイタチやハクビシンなどは「鳥獣保護管理法」という法律で守られており、許可なく捕獲・駆除することができません。
信頼できる業者を選ぶ際は、以下のポイントを参考にしてみてください。
- 現地調査をしっかりしてくれるか
電話だけで見積もりを出すのではなく、実際に家に来て、被害状況や侵入経路を丁寧に調査してくれる業者は信頼できる可能性が高いです。 - 作業内容や料金の説明が明確か
どのような作業を行い、それぞれにいくらかかるのか、内訳を明確に説明してくれる業者を選びましょう。追加料金の有無も事前に確認することが大切です。 - 再発防止策や保証があるか
害獣を追い出すだけでなく、侵入経路を確実に塞ぐといった再発防止策をしっかり行ってくれるか、また、作業後の保証があるかどうかも重要なポイントになります。



複数の業者から見積もりを取り、内容を比較検討することをおすすめします。
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家の構造や設備が原因と考えられる場合の相談先
音が家鳴りやウォーターハンマー現象によるものと考えられる場合は、お付き合いのある工務店やリフォーム会社、または水道工事店に相談してみましょう。
特に、家を建てた際の施工会社であれば、家の構造をよく理解しているため、話がスムーズに進むことが多いです。
家鳴りの場合は、構造上の問題がなければ「様子を見ましょう」となることもありますが、音がひどい場合や不安が強い場合は、点検してもらうと安心できます。
ウォーターハンマー現象については、水道管に「水撃防止器」という装置を取り付けることで、音を軽減できる場合があります。



まずは専門家に状況を説明し、どのような対策が考えられるかアドバイスをもらうのが良いでしょう。
賃貸マンション・アパートの場合の連絡手順と費用負担
もしお住まいが賃貸物件の場合は、ご自身で業者を手配する前に、必ず大家さんか管理会社に連絡してください。



建物の維持管理は、所有者である大家さんの責任範囲となります。
そのため、原因の調査や駆除・修繕にかかる費用は、原則として大家さん側が負担してくれるケースがほとんどです。
連絡する際は、以下のような情報を整理しておくと、状況が伝わりやすくなります。
- いつから音が聞こえ始めたか
- どんな音が、どのくらいの頻度で、どのあたりから聞こえるか
- 音以外の兆候(シミや臭いなど)はあるか
勝手に業者に依頼してしまうと、費用を自己負担しなければならなくなる可能性もありますので、まずは相談するという手順を忘れないようにしましょう。
【FAQ】天井裏の音に関するよくある質問


最後に、天井裏の音に関して、多くの方が疑問に思う点についてQ&A形式でお答えします。
音の正体で最も可能性が高いのは何ですか?
一概には言えませんが、夜間に「コンコン」と動き回るような音が聞こえる場合は、イタチやハクビシンといった害獣の可能性が比較的に高いと考えられます。
ただし、この記事でご紹介したように、家鳴りや水道設備が原因であることも十分に考えられます。



音の鳴る時間帯や音質、その他の兆候と合わせて総合的に判断することが大切です。
業者に頼むと費用はどれくらいかかりますか?
原因によって費用は大きく異なります。
あくまで一般的な目安ですが、害獣駆除の場合は、被害の状況や建物の構造にもよりますが、追い出し作業と侵入経路の封鎖、清掃・消毒などを含めて、数万円から30万円前後になることが多いようです。
家の修繕や水道設備の工事については、内容によって様々ですので、まずは業者に見積もりを依頼して確認しましょう。
ネズミとハクビシンでは音が違いますか?



はい、体の大きさが違うため、音にも違いが出ることが多いです。
ネズミは体が小さく軽いため、「カサカサ」「トトト…」といった比較的小さく軽い音が特徴です。
一方、ハクビシンやイタチはネズミよりも体重があるため、「コンコン」「ドタドタ」といった、より重くはっきりとした足音が聞こえる傾向があります。


まとめ:天井裏のコンコン音、原因特定で不安な夜にさよなら


今回は、天井裏から聞こえる「コンコン」という音に悩んでいる方に向けて、
- 天井裏から聞こえる「コンコン」音の3つの原因
- 音や状況でわかる原因特定セルフチェック
- 原因がわかる前に絶対にやってはいけない注意点
- 天井裏の異音を放置するリスクと原因別の対処法
上記について、私自身の家庭菜園での害獣対策の経験も交えながらお話してきました。
天井裏から聞こえる原因不明の音は、本当に不安な気持ちになりますよね。
しかし、その正体は「害獣」「家の構造」「水道設備」のいずれかである可能性が高いのです。
まずは慌てずにご自身の状況を客観的に観察し、原因の可能性を絞り込むことが、穏やかな日常を取り戻すための大切な第一歩となるでしょう。



そして、もし少しでも害獣の可能性を感じたり、ご自身での判断に迷ったりした場合は、決して無理をせず、早めに専門家へ相談することをおすすめします。
この記事が、あなたの不安を解消し、安心して眠れる夜を取り戻すための一助となれば幸いです。
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