【強剪定】もみじの剪定でバッサリとどう違う?差は1つ、枝分かれの所で切ること

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もみじの剪定でバッサリと強剪定
もん吉

大きくなったもみじ、思い切って短くしたい…。

この記事では、もみじの剪定でバッサリ切ってよいかと、どこで・いつ切るかを解説します。

剪定の資料にも「強剪定」という言葉は出てきますが、中身は太い枝のぶつ切りとは別物です。

結論:もみじの剪定でバッサリ切ってもいい?
  • 太い枝の途中でのぶつ切りは避けたい切り方
  • 切る位置は細い枝との枝分かれの所
  • 切る時期は葉が落ちたあと、春先まで持ち越さない
  • 大きな切り口は殺菌剤で保護(街路樹のマニュアル・守山市の広報紙)
  • 脚立が届かない大木は、高所の作業にも対応する伐採110番に庭木1本から相談

札幌市公園緑化協会の冊子は、もみじの枝を途中で切ると、次の枝や芽の所まで枯れ込むと書いています。

ただ、2階に届くほど育ったもみじでは、枝分かれの所まで手を伸ばすのがそもそも難しいもの。

そうした木は、高所の作業にも対応する伐採110番に、剪定まで頼めるかを問い合わせるところから始められます。

もん吉の庭
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案内・リンク確認日:2026年10月3日

目次

もみじの強剪定とバッサリ剪定の差は、枝分かれで切るかどうか

強剪定とバッサリの差

街路樹のマニュアルの「強剪定」と札幌の冊子のもみじの項を並べると、切る位置の考え方がそろっています。

街路樹のマニュアルでいう強剪定は、枝分かれの所で切る

剪定(せんてい)は、枝を切って木の形や大きさを整える作業のこと。

東京都農林総合研究センターは2025年3月に、新しい街路樹用中高木 剪定マニュアルをまとめました。

マニュアルは剪定の強さを弱・中・強の3段階に分け、それぞれの中身を表で定めています。

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剪定の強さ マニュアルの剪定内容
弱 徒長枝などの不要な枝を取り、樹冠から飛び出た枝を切りつめる
中 横方向の枝を切り詰め、立ち上がった枝や、内部方向に向かっている枝など樹形を乱す枝を半分程度切りとる
強(強剪定) 横方向の枝を強く切り詰め、立ち上がった枝や内側へ向かう枝の大半を根元から切りとる
出典:東京都農林総合研究センター(公益財団法人 東京都農林水産振興財団)『新しい街路樹用中高木 剪定マニュアル』(2025年3月)の「剪定強度ごとの剪定内容」を要約。8樹種共通の設定

強剪定(きょうせんてい)は、マニュアルでは枝を強く切り詰め、立ち上がった枝などを根元から切りとる剪定を指す言葉です。

そのうえで巻末の留意点には、切る位置についての一文が添えられていました。

今回の試験において、伸びた枝を強く切りつめる場合に「強剪定」という表現を用いたが、この場合でも太い枝をぶつ切りにするのではなく、必ず細い枝との枝分かれ部分で切るようにする。

出典:東京都農林総合研究センター『新しい街路樹用中高木 剪定マニュアル』

資料の強剪定は、深く切り詰めても切る位置は枝分かれの所という切り方。

太い枝を途中で切り落とす「バッサリ」とは、切る位置がまるで違います。

葉も枝分かれもない棒のような枝は、悪い例とされる

マニュアルの留意点には、強剪定の悪い例として写真も載っています。

写真の説明は「切り詰めた枝に葉も枝分かれも無く、一本棒になってしまっている」という一文です。

一本棒(いっぽんぼう)は、葉も枝分かれもなく棒のように残った枝のこと。

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切り方 切ったあとの枝先
枝分かれの所で切る 細い枝が残る
太い枝の途中で切る 葉も枝分かれもない一本棒になりやすい
出典:東京都農林総合研究センター『新しい街路樹用中高木 剪定マニュアル』p.20の留意点と悪い例。表の分け方は記事での整理

庭のもみじを好きな高さで横に切りそろえると、切り口の先には葉も細い枝も残りません。

この形は、マニュアルのいう悪い例に近い姿です(当てはめは記事の読み取り)。

バッサリと強剪定の差は、切る深さではなく切る位置にあります。マニュアルの強剪定も枝を強く切り詰めますが、細い枝との枝分かれで止めるので、一本棒を残さない切り方。読者の思う「バッサリ」を枝分かれまで戻す切り方に置き換えるのが、この記事の答えです。

札幌の冊子も、もみじは分岐点で切るとしている

財団法人 札幌市公園緑化協会「すくすくみどり No.21」(2009年ごろ)にも、モミジ・カエデ類の項がありました。

自然の形を保つために、枝の途中から切らず他の枝との分岐点で切ります。

出典:財団法人 札幌市公園緑化協会「すくすくみどり No.21 元気な庭木を育てる−整枝・剪定方法−」

分岐点(ぶんきてん)は、枝が二手に分かれている所のこと。

街路樹のマニュアルも、‘司シルエット’の項の図の説明で、太くて長い枝は細い枝がある手前で切り落とすとしています。

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資料 切る位置の書き方
札幌市
公園緑化協会
枝の途中から切らず、他の枝との分岐点で切る
東京都農林
総合研究センター
太くて長い枝は、細い枝がある手前で切り落とす(‘司シルエット’の項)
出典:財団法人 札幌市公園緑化協会「すくすくみどり No.21」(2009年ごろ・北海道の気候が前提)、東京都農林総合研究センター『新しい街路樹用中高木 剪定マニュアル』(2025年3月・街路樹用の品種)

発行元も地域も違う2つの資料が、切る位置では同じことを書いています。

同じ冊子のマツの項には、不定枝を出さない木なので切る時期と場所に十分注意する、と別の注意が書かれていました。

松の切り方は、松の剪定でバッサリを控えたい理由と、葉を残して整える方法で取り上げています。

マニュアルの強剪定は、植えて間もない街路樹を毎冬切る話

マニュアルがイロハモミジ‘司シルエット’に勧めている剪定の強さは、強剪定です。

植栽初期から毎冬強剪定を行い、横方向もしくは斜め上方に強く伸びた枝を切り詰めて小枝を増やすことで樹種特性である細身の樹形に整えることができる。

出典:東京都農林総合研究センター『新しい街路樹用中高木 剪定マニュアル』

‘司シルエット’は、幹がまっすぐ伸びて細身に仕立てやすい、街路樹用のイロハモミジの品種です。

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項目 マニュアルの前提
品種 イロハモミジ‘司シルエット’(最終樹高の推定6〜7m)
用途 街路樹(がいろじゅ:道路沿いに植える木)
切る時期と回数 植栽初期から毎冬
試験の場所 立川市内の圃場(ほじょう:試験用の畑)
試験の期間 2020年3月〜2023年12月
出典:東京都農林総合研究センター『新しい街路樹用中高木 剪定マニュアル』(2025年3月)p.3〜5・p.20

マニュアル自身も、書かれていることを実際の場面に全てあてはめず、状況に応じた剪定が要るとしています。

何年も手入れせずに大きくなった庭のもみじに、毎冬の強剪定をそのまま当てはめた資料ではありません。この記事で借りるのは「枝分かれの所で切る」という切り方の部分だけで、庭の大木への当てはめはこの記事の読み取りです。

枝の途中でバッサリ剪定したもみじは、次の枝や芽まで枯れ込む

もみじは途中で切ると枯れ込む

札幌の冊子のもみじの項は、枝の途中で切ったときの枯れ込みを「次の枝や芽の所まで」と書いています。

切る位置は、小枝か芽のすぐ上

札幌市公園緑化協会の冊子による、モミジ・カエデ類の切り方の説明がこちら。

枝の途中で切り落とすと、次の枝や芽の所まで枯れ込んでくるので、小枝又は芽のすぐ上で切るようにします。

出典:財団法人 札幌市公園緑化協会「すくすくみどり No.21 元気な庭木を育てる−整枝・剪定方法−」

枯れ込み(かれこみ)は、切り口から枝の奥へ向かって枯れていくこと。

芽には、枝の先端につく頂芽(ちょうが)と、枝の横につく側芽(そくが)があります。

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切る位置 冊子の記述
枝の途中 次の枝や芽の所まで枯れ込む
小枝か芽のすぐ上 この位置で切るようにする
出典:財団法人 札幌市公園緑化協会「すくすくみどり No.21」モミジ・カエデ類の項(2009年ごろ・北海道の気候が前提)

冊子によると、もみじの枝葉は対生(たいせい:向かい合って出ること)で、規則正しく枝分かれする木です。

芽や小枝の位置がそろって並ぶので、切る前に枝をたどれば、止める場所は見つけやすいほう。

のこぎりを当てる前に、まず残したい小枝か芽を探しましょう。その少し上が、冊子のいう切る位置です。芽の見当たらない所で切り落とすのは、枝の途中で切るのと変わりません。

太い枝のぶつ切りは、街路樹では枯れる原因とされる

街路樹のマニュアルは冒頭で、都道の街路樹の剪定について次のように書いています。

都道の街路樹では太い枝の部分でぶつ切り剪定される場合が多く見られている。しかし、こうした剪定はその木の特性を生かしていないばかりか、木の健康状態に悪影響を及ぼすことで枯損の原因になったり、景観を悪化させたりする。

出典:東京都農林総合研究センター『新しい街路樹用中高木 剪定マニュアル』

枯損(こそん)は、木が枯れたり傷んだりすること。

これは都道の街路樹全般についての記述で、もみじに限った話ではありません。

それでも、太い枝を途中で切るやり方を研究センターが枯損の原因として挙げている点は、庭木でも覚えておきたいところ。

街路樹でぶつ切りが多いのは、狭い道路で枝が道や建物にはみ出すため、とマニュアルは説明しています。庭のもみじも、隣家や道路へ張り出してから慌てて短くしようとすると、同じ切り方に近づくもの。張り出す前のうちに枝分かれの所まで戻しておくと手を打ちやすい、というのがこの記事の助言です。

手を入れないもみじも、混んだ内側の枝から枯れてくる

切りすぎだけでなく、切らずに放っておいた場合の枯れについても、冊子には一文がありました。

枝葉は対生で規則正しく枝分かれしますが、自然に任せておくと葉が繁りすぎて、ふところ枝が枯れこんできます。

出典:財団法人 札幌市公園緑化協会「すくすくみどり No.21 元気な庭木を育てる−整枝・剪定方法−」

ふところ枝(ふところえだ)は、冊子の説明では主枝の内側にある比較的弱い枝のこと。

内側の細い枝が枯れているのを見つけても、切ったせいとは限らず、葉が繁りすぎた結果のこともあります。

冊子は手入れのしかたとして、次の3つを挙げていました。

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冊子が挙げる手入れ 中身
対生する枝を
交互に間引く
向かい合って出る枝の片方を切る
枯枝・逆さ枝
を切る
枯れた枝と、幹のほうへ伸びる枝を除く
夏に出た
徒長枝
元から切るか切り詰める
出典:財団法人 札幌市公園緑化協会「すくすくみどり No.21」モミジ・カエデ類の項(2009年ごろ・北海道の気候が前提)

間引き(まびき)は、混んだ枝を付け根から抜いて枝の数を減らす切り方のことです。

内側の枝を抜いて風と光を通すのは、バッサリ短くするのとは別の手入れ。

木ごと枯れるかまでは、資料からは言えない

バッサリ切ったもみじが木ごと枯れてしまうかは、切る前に気になるところです。

この記事で使った札幌の冊子と街路樹のマニュアルが書いているのは、枝の枯れ込みと枯損の原因まで。

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資料 枯れについての記述
札幌の冊子
(もみじの項)
枝の途中で切ると、次の枝や芽の所まで枯れ込む
札幌の冊子
(もみじの項)
春先や不適期の強剪定で、枯れ込みや胴吹き枝が出やすい
街路樹の
マニュアル
太い枝のぶつ切りは枯損の原因になる(街路樹一般)
両方の資料 木ごと枯れるかの記述はない
出典:財団法人 札幌市公園緑化協会「すくすくみどり No.21」、東京都農林総合研究センター『新しい街路樹用中高木 剪定マニュアル』。表の分け方は記事での整理

もみじの木全体が枯れるかどうかを、切り方と結びつけて書いた資料は、この記事で調べた範囲では見つかっていません。

「枯れない」とも「枯れる」とも言い切れないため、この記事では枝の枯れ込みを減らす切り方だけを勧めます。資料にあるのは、切る位置と切る時期で枯れ込みの出方が変わるという書き方です。木の弱り具合までは、資料からは読み取れません。

もみじのバッサリ剪定は落葉後に済ませ、春先まで持ち越さない

もみじは落葉後の冬に切る

もみじの切りどきは資料ごとに書き方の細かさが違い、月まで書いているのは札幌の冊子だけでした。

札幌の冊子では、もみじは落葉後の晩秋に切る

札幌市公園緑化協会の冊子は、剪定の時期の章で、もみじをほかの落葉樹と分けて書いていました。

ただしブドウ・モミジ・シラカバ等は水揚げが早いので落葉後の晩秋(11月中旬〜12中旬)に行ないます。

出典:財団法人 札幌市公園緑化協会「すくすくみどり No.21 元気な庭木を育てる−整枝・剪定方法−」

「ただし」の前には、落葉広葉樹や果樹の一般的な時期が書かれていて、もみじはその例外として早めの時期に区切られています。

落葉期(らくようき)は、葉が落ちる時期のことです。

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対象 札幌の冊子の時期
落葉広葉樹・
果樹(一般)
落葉後から新芽が膨らむ前まで(10月中旬以降〜3月下旬頃)
モミジ・
ブドウなど
落葉後の晩秋(11月中旬〜12月中旬)
もみじの
剪定全般
8月中旬以降
もみじの太い枝・
強剪定
落葉してから
出典:財団法人 札幌市公園緑化協会「すくすくみどり No.21」の「剪定の時期」とモミジ・カエデ類の項(2009年ごろ)。月はすべて札幌の場合

ここに出てくる月は、北海道の気候が前提の札幌の場合。

それでも、札幌の冊子がもみじをほかの落葉樹と分けて早めの時期に区切っている点は、覚えておきたいところ。

春に咲くツツジは同じ冊子で花後すぐに切るとされ、ツツジは剪定でバッサリしても芽が出る側の木で時期を取り上げました。

街路樹のマニュアルは月を書かず、毎冬の剪定としている

街路樹のマニュアルは、‘司シルエット’の剪定を「毎冬」とだけ書いていて、何月とは決めていません。

試験を行った場所は、東京都立川市内の圃場。

月を書いていない点では、守山市の広報紙『広報もりやま』(2022年)に載った樹木医の解説も同じでした。

落葉樹は、秋から冬の葉が落ちる頃から休眠期に入ります。

出典:守山市『広報もりやま』2022年10月1日号「樹木医 中西先生のみどりの教室」

解説は続けて、枝を切るなどの強剪定は、樹木の負担が少ないこの時期に行うとしていました。

休眠期(きゅうみんき)は、葉を落とした木が活動を休む時期のこと。

この解説は落葉樹全般についての記述で、もみじだけを取り上げたものではありません。

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資料 時期の書き方 対象・地域
札幌の冊子 落葉後の晩秋(11月中旬〜12月中旬) モミジなど・北海道
街路樹の
マニュアル
毎冬 ‘司シルエット’・立川市の圃場
守山市の
広報紙
葉が落ちるころからの休眠期 落葉樹一般・樹木医の解説
出典:財団法人 札幌市公園緑化協会「すくすくみどり No.21」、東京都農林総合研究センター『新しい街路樹用中高木 剪定マニュアル』(2025年3月)、守山市『広報もりやま』2022年10月1日号

どの資料も、葉が落ちたあとの時期を切りどきにしている点は共通。

札幌より暖かい地域の月を示した資料は見つからなかったので、この記事では月を決めず、「葉が落ちたあと」を目安にします。

落葉後でも、土が暖かいと水を吸い上げていることがある

葉が落ちれば、いつ切っても同じというわけではありません。

札幌の冊子のもみじの項には、落葉後の強剪定についての注意も書かれていました。

剪定時期は、8月中旬以降で、太い枝を切る時又強剪定する時は落葉してから行いますが、落葉してからも地温が高いと水揚げしている場合があるので、強剪定する時は注意が必要です。

出典:財団法人 札幌市公園緑化協会「すくすくみどり No.21 元気な庭木を育てる−整枝・剪定方法−」

水揚げ(みずあげ)は、根が水を吸い上げて枝先まで送ること。

地温(ちおん)は、土の中の温度を指します。

どのくらいの地温なら水揚げが止まるのかは、冊子に書かれていません。

落葉の時期も地温の下がり方も、年や地域で変わります。葉が落ちきったのを確かめたうえで、太い枝を切る日は暖かい日が続いていないかも気にかけておくと、冊子の注意から外れません。

水揚げの早いもみじは、春先に切ると枯れ込みやすい

春先の剪定については、冊子のもみじの項に、理由つきの一文がありました。

水揚げが早く、2月頃までには水が頂芽まできているので、春先の剪定は好ましくありません。

出典:財団法人 札幌市公園緑化協会「すくすくみどり No.21 元気な庭木を育てる−整枝・剪定方法−」

「2月頃」も、札幌の場合の時期です。

同じ項は、春先に切ったときに起きやすいことも続けて書いています。

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切った時期 冊子の記述
春先 枯れこんできたり、胴吹き枝や不定枝が出やすい
不適期の
強剪定
同上
出典:財団法人 札幌市公園緑化協会「すくすくみどり No.21」モミジ・カエデ類の項(2009年ごろ・北海道の気候が前提)

胴吹き枝(どうぶきえだ)は、幹の途中から出てくる小枝のこと。

不定枝(ふていし)は、芽のなかった所から新しく出てくる枝を指します。

冊子が好ましくないとする春先は、2月頃までに水が頂芽まで来る札幌の場合の話です。お住まいの地域で春先がいつに当たるかは資料に書かれていないため、2月頃という月はほかの地域に当てはめず、太い枝を落とす予定は葉が落ちたころに立てて、春先まで持ち越さないようにしましょう。

夏に太い枝を落とすと、根の育ちが妨げられるとされる

夏の剪定については、冊子の剪定の時期の章に、樹木一般についての注意が載っていました。

夏季の大枝降ろしや強度の剪定は、光合成を抑えて根の発達が阻害されますので注意が必要ですが、新梢が多い時や樹勢が強い徒長枝の発生が多い場合はある程度整理します。

出典:財団法人 札幌市公園緑化協会「すくすくみどり No.21 元気な庭木を育てる−整枝・剪定方法−」

大枝降ろし(おおえだおろし)は、太い枝を元から切り落とすこと。

これは樹木一般についての記述で、もみじの性質として書かれたものではありません。

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夏の作業 冊子の記述
大枝降ろし・
強度の剪定
光合成を抑え、根の発達を妨げるので注意(樹木一般)
夏に出た
徒長枝
元から切るか切り詰める(もみじの項)
もみじの
剪定時期
8月中旬以降(札幌の場合)
出典:財団法人 札幌市公園緑化協会「すくすくみどり No.21」(2009年ごろ・北海道の気候が前提)

冊子の2つの記述を合わせると(記事の整理)、夏は伸びすぎた枝の整理にとどめ、太い枝は葉が落ちるのを待つ分け方です。

もみじの太い枝は、裂けないように切って切り口を守る

太い枝の切り方と切り口

太い枝の切り方は、もみじの項より庭木一般の記述のほうが詳しいため、ここでは庭木一般の切り方として紹介します。

大きい枝は、先に下から切れ目を入れておく

札幌市公園緑化協会の冊子は、剪定の作業手順の章で、大きい枝の切り方をこう書いていました。

大きい枝は必ず裏切りしてから切り落とします。

出典:財団法人 札幌市公園緑化協会「すくすくみどり No.21 元気な庭木を育てる−整枝・剪定方法−」

裏切り(うらぎり)は、太い枝を切り落とす前に、下側から先に切れ目を入れておくこと。

守山市の広報紙の樹木医の解説も、剪定の途中で枝が裂けると、そこから腐れが入ると書いていました。どちらも庭木一般についての記述で、もみじに限った話ではありません。

太い枝を落とす順番(資料をもとにした記事の整理)

STEP
残す枝分かれを決める

切り落としたあとに、細い枝との枝分かれが残る位置を選びます(街路樹のマニュアル・札幌の冊子)。

STEP
下側に切れ目を入れる

裏切りをしてから切り落とします(札幌の冊子・庭木一般)。

STEP
よく切れる道具で切る

守山市の広報紙は、よく切れる鋸や鋏で切るよう勧めています(樹木一般)。

STEP
切り口を確かめる

切り口が大きいときは殺菌剤で保護します(街路樹のマニュアル・守山市の広報紙)。

手順の並べ方は記事での整理で、資料にこの順番のまま書かれているわけではありません。

枝のつけ根のふくらみは、削らずに残す

裏切りの一文に続けて、冊子は「ブランチカラーは残します」と、切り落とす位置にも触れていました。

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冊子の記述 中身
残すもの ブランチカラー
残す理由 癒合が早く、きれいに樹皮が巻き込む
対象 大きい枝を切り落とすとき(庭木一般)
出典:財団法人 札幌市公園緑化協会「すくすくみどり No.21」剪定の作業手順(2009年ごろ・樹木一般の記述)

ブランチカラーは、枝のつけ根にある、幹とのつなぎ目のふくらみのこと。

癒合(ゆごう)は、切り口が樹皮で巻き込まれてふさがることを指します。

守山市の広報紙の図にも、枝と幹の境でふくらむ部分と「正しい切る位置」が描かれていました。

幹ぎりぎりで平らに切りそろえたくなりますが、つけ根のふくらみは残すのが資料の切り方です。見た目をすっきりさせたい気持ちより、ふくらみの外側で切ることを優先しましょう。

切りすぎも残しすぎも、切り口がふさがりにくい

切る位置がずれたときに起きることは、守山市の広報紙の樹木医の解説にまとまっていました。

切りすぎたり、反対に枝の元を残しすぎたりすると切り口をうまくふさげません。そこから腐れの病気が入る原因となります。

出典:守山市『広報もりやま』2022年10月1日号「樹木医 中西先生のみどりの教室」

解説の出典には、日本緑化センターの「木を診る 木を知る」が挙げられています。

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切る位置 資料の記述
つけ根の
ふくらみの外側
癒合が早く、きれいに樹皮が巻き込む(札幌の冊子)
幹ぎりぎり
(切りすぎ)
切り口をうまくふさげず、腐れが入る原因になる(守山市の広報紙)
枝の元を
長く残す
切り口をうまくふさげず、腐れが入る原因になる(守山市の広報紙)
出典:財団法人 札幌市公園緑化協会「すくすくみどり No.21」、守山市『広報もりやま』2022年10月1日号。どちらも樹木一般の記述

いずれも樹木一般についての記述で、もみじが特に傷みやすいと書いた資料ではありません。

それでも、枝の途中で切ると枯れ込むというもみじの項の記述と合わせると、切る位置がもみじでも大きな分かれ目です。

大きな切り口は、殺菌剤で保護するよう勧められている

切り口の手当てについては、街路樹のマニュアルのイロハモミジ‘司シルエット’の項に、図の説明として一文があります。

太くて長い枝は、細い枝がある手前で切り落とすとよい。切り口が大きい場合はペーストタイプの殺菌剤を塗布して切り口を保護する。

出典:東京都農林総合研究センター『新しい街路樹用中高木 剪定マニュアル』

ペーストタイプの殺菌剤は、切り口に塗って保護する練り状の薬剤のこと。

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資料 切り口についての記述
街路樹の
マニュアル
切り口が大きい場合はペーストタイプの殺菌剤を塗って保護する(‘司シルエット’の項)
守山市の
広報紙
切り口には殺菌剤を塗布する(樹木一般)
出典:東京都農林総合研究センター『新しい街路樹用中高木 剪定マニュアル』(2025年3月)、守山市『広報もりやま』2022年10月1日号

どのくらいの太さから塗るのか、どの薬剤を使うのかは、どちらの資料にも書かれていません。

殺菌剤を使うときは、容器や説明書に書かれた対象と使い方を確かめてから塗りましょう。塗る前に、切り口がふくらみの外側の正しい位置にあるかを見直しておくと、手当ての意味が生きます。

もみじの背をバッサリ剪定で下げるときは、立ち上がった枝から抜く

もみじの背を下げる切り方

もみじの背を下げる方法を、直接書いた資料はありません。

この章は、街路樹のマニュアルの強剪定の中身を背を下げる場面に当てはめた記事の読み取りです。

元から抜くのは、マニュアルの強剪定にも入っている

街路樹のマニュアルの表は、強剪定の中身を次のように書いています。

横方向の枝を強く切り詰め,さらに,立ち上がった枝や,木の内部方向に向かっている枝の大半を根元から切りとる。

出典:東京都農林総合研究センター『新しい街路樹用中高木 剪定マニュアル』

立ち上がった枝は、上へ向かって伸びた枝のこと。

マニュアルの強剪定では、こうした枝を途中で切り詰めず、根元から切りとることになっています。

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上へ伸びた枝の扱い 切ったあとの枝
途中で切り詰める 伸びた枝を強く切り詰めて一本棒になった形が、マニュアルの悪い例
根元から切りとる マニュアルの強剪定の中身に入っている
出典:東京都農林総合研究センター『新しい街路樹用中高木 剪定マニュアル』(2025年3月)の表と留意点。表の分け方は記事での整理

上へ伸びた枝を根元から抜けば、切り口の先に一本棒が残ることもなくなります。

マニュアルは‘司シルエット’を細身の樹形に整える目的で書かれていて、背を下げる方法として書かれたものではありません。背を下げる場面にこの切り方を使うのは、この記事の読み取りです。マニュアルは同じ項で、ごく細い小枝をなるべく残すよう書いています。

イロハモミジに出やすい徒長枝は、根元近くで切る

マニュアルのイロハモミジの項は、剪定のポイントの1つめに徒長枝を挙げていました。

イロハモミジ全体の特徴として、勢いよく長く伸びる枝(徒長枝)が発生しやすい。これを放置しておくと樹形が乱れるため、そうした枝は根元付近で切り落とす。ごく細い小枝をなるべく残す。

出典:東京都農林総合研究センター『新しい街路樹用中高木 剪定マニュアル』

徒長枝(とちょうし)は勢いよく長く伸びた枝、樹形(じゅけい)は木全体の形のこと。

「イロハモミジ全体の特徴」とあるので、‘司シルエット’に限らない記述として読めます。

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資料 徒長枝の扱い
街路樹の
マニュアル
根元付近で切り落とす(イロハモミジ全体で発生しやすい)
札幌の冊子 夏に出た徒長枝は、元から切るか切り詰める
出典:東京都農林総合研究センター『新しい街路樹用中高木 剪定マニュアル』(2025年3月)、財団法人 札幌市公園緑化協会「すくすくみどり No.21」モミジ・カエデ類の項

強く切ったから徒長枝が出る、という因果までは、マニュアルに書かれていません。

徒長枝を見つけたら、途中ではなく根元近くで切るのが東京都の資料に沿った扱いで、札幌の冊子は元から切るか切り詰めるとしています。

横へ広がるように、側芽を残して切る

切り詰める枝でどの芽を残すかは、札幌の冊子のもみじの項にありました。

芽は側芽を残すようにして、枝がなるべく横に広がるように剪定します。

出典:財団法人 札幌市公園緑化協会「すくすくみどり No.21 元気な庭木を育てる−整枝・剪定方法−」

同じ項の図には、枝によっては上側の芽(上芽)を残す場合もあり、枝の向きを見ながら剪定する、と添えられていました。

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残す芽 冊子の説明
側芽 枝がなるべく横に広がるように剪定する
上芽 枝の作り方によっては残す場合もある
シダレモミジ
の上芽
自然に枝が垂れてきて傘状になる
出典:財団法人 札幌市公園緑化協会「すくすくみどり No.21」モミジ・カエデ類の項(2009年ごろ・北海道の気候が前提)

立ち上がった枝を抜き、残した枝を側芽の所で切っていくと、木の形は横へ広がる向きに整っていくことになります(資料の書き方を合わせた記事の読み取り)。

普通のもみじは側芽(枝によっては上芽)を残すのに対し、垂れる形のシダレモミジは上芽を残す点が違います。

一度に何m下げてよいかは、資料に目安がない

1回の剪定でどこまで背を下げてよいかは、この記事で使った資料には書かれていません。

街路樹のマニュアルの留意点は、試験の結果をそのまま当てはめないよう念を押しています。

そのため、このマニュアルに書かれていることを実際の場面に全てあてはめようとせず、状況に応じた剪定が必要である。

出典:東京都農林総合研究センター『新しい街路樹用中高木 剪定マニュアル』

札幌の冊子も庭木一般について、毎年の剪定で樹形を整えるのが肝心で、数年に1回の剪定は木に負担をかけやすいとしています。

梅の背の下げ方は、梅の剪定をバッサリ1回で済ませず、数年に分けて低くする方法で取り上げました。

柚子については、柚子の剪定でバッサリせず、主枝の切り下げと間引きで低くする方法にまとめています。

ただ、そこで使った数字は梅や柚子の資料のもので、もみじには当てはめません。

背を下げる年の考え方(記事の整理)
  • 立ち上がった枝は根元から抜く
  • 横の枝は枝分かれの所まで切り詰める
  • 下げる量は決めず、次の冬に伸び方を見て決める

脚立に乗るもみじの剪定は、転落と電線のことから考える

脚立と電線に気をつける

脚立に乗らないと枝分かれまで届かない高さでは、切り方の前に、転落と電線への接触を考えておく必要があります。

転落した433件のうち、約半数は入院が要るけがだった

国民生活センターは2019年、医療機関ネットワークに寄せられた脚立・はしごからの転落事故433件をまとめて公表しました。

医療機関ネットワークは、参加する医療機関から事故の情報を集める仕組みのこと。

スクロールできます
項目 国民生活センターの公表
対象 2010年12月〜2019年2月末に寄せられた20歳以上の事故
転落事故 433件
入院を要する事故 約半数(206件)
年代 半数以上(236件)が60〜70歳代
場所 屋外が約8割で、とくに庭木の手入れ中が目立つ
出典:国民生活センター「思わぬ大けがに!高齢者の脚立・はしごからの転落」(2019年3月28日公表・2024年9月12日更新)

高齢者に向けた注意喚起の資料で、脚立・はしご全体の数字のため、もみじに限った数字ではありません。

それでも庭木の手入れ中が目立つと書かれている以上、2階に届くもみじの枝を脚立の上で切る作業も、同じ場面に入ります。

脚立を使わずに済む方法を、まず考えておく

同じ資料は、消費者へのアドバイスの1つめに、次の一文を挙げていました。

脚立やはしごを使用しない方法を検討しましょう。

出典:国民生活センター「思わぬ大けがに!高齢者の脚立・はしごからの転落」

続けて、一人きりで作業しないことも呼びかけています。

枝分かれの所まで戻す切り方は、枝を目で追いながら手を伸ばす作業なので、高い枝ほど脚立の上で体を乗り出しがち。

もみじの剪定に当てはめると(記事の整理)
  • 地面から手の届く枝は自分で切る
  • 脚立が要る上の枝は人に任せることも考える
  • 自分で切る日は、家族がそばにいる日にする

上の枝だけを任せ、下の枝は自分で切る、という分け方もできます。

枝先が電線にかかっているもみじは、自分で切らない

道路沿いに大きくなったもみじでは、枝先が電線にかかっていることもあります。

樹木が電線に接触しているような場合は、ご自分で剪定・伐採されずに、お近くの九州電力送配電にご連絡ください。

出典:九州電力送配電「送配電線近くでの作業は感電にご注意ください」

九州電力送配電のように電線を管理している会社が、送配電事業者(そうはいでんじぎょうしゃ)です。

九州以外に住んでいる人は、住んでいる地域の送配電事業者に連絡します。

電線に触れている枝は、自分で切らずに送配電事業者へ連絡する、というのが九州電力送配電の案内です。そのほかの枝の剪定とは分けて考えておくと、頼み先で話が混ざりません。

手の届かない大木のもみじは、伐採110番への問い合わせから

手の届かない大木の相談先

脚立の届かないもみじの頼み先を選ぶ基準の例は、高い場所の作業を受けるか、1本から頼めるか、剪定も相談できるかの3つ。

大きなもみじの頼み先を選ぶときの基準の例
  • 脚立の届かない高い場所の作業にも対応
  • 庭木1本からでも依頼できる
  • 伐採だけでなく剪定など庭全般も相談できる

伐採110番の場合、この3つは公式サイトで確かめられる点です。

植木屋や造園会社など頼み先の種類ごとの違いは、庭木の伐採業者の頼み先と、伐採か剪定かの選び方で比べました。

庭木1本からの伐採と高所の作業は、公式に書かれている

伐採110番は、条件に合う提携業者を紹介する、庭木の伐採の相談窓口です。

庭木1本からの伐採・抜根や、高くて手の届かない危険な場所の作業にも対応しております。

出典:伐採110番 公式サイト(シェアリングテクノロジー株式会社)

伐採(ばっさい)は木を根元から切り倒すこと、抜根(ばっこん)は切り株と根を掘り出すことです。

公式サイトのよくある質問でも、1本からでも依頼できると答えていました。

伐採110番は、脚立では届かない高さの庭木を、1本から相談できる窓口。

残すか切り倒すかまだ決めていない段階でも、伐採110番の相談窓口には問い合わせられます。実際の作業は、加盟店(かめいてん:伐採110番と提携して作業する業者)が受け持つ仕組みです。切り倒したあとに植える木を考えるときは、庭に植えてはいけない木と、植えたら剪定か伐採かの決め方も手がかりに。

剪定も受けるとあるが、もみじの名前は出てこない

公式サイトのよくある質問には、伐採だけでなく、剪定などお庭全般の困りごとを引き受けるという回答があります。

一方で、もみじの名前や剪定の料金は、公式のトップページなど、この記事で確認した範囲には出てきません。

エリアや加盟店によっては、記載の価格や条件で対応できない場合がある、という注記もありました。

問い合わせで確かめておきたいこと
  • もみじの剪定まで受けられるか
  • 建物に近い枝も作業できるか
  • 切った枝の処分も頼めるか
  • 調査・見積もりに費用がかかるか

残すか切るかも決めきれない大きなもみじほど、最初の問い合わせで、剪定まで受けられるかを聞いておくと話が早く進みます。

伐採の料金表とは別に、見積りで費用がかかる場合がある

伐採110番の料金と条件は、公式サイトで次のように案内されています。

スクロールできます
項目 伐採110番の公式サイトの記載
伐採の料金 8,200円~/本(税込)
金額の決まり方 木の高さ・幹の太さ・作業の難しさで見積もり
もみじの剪定
の料金
公式サイトに記載なし(問い合わせで確認)
頼める作業 庭木1本からの伐採・抜根、剪定などお庭全般
相談 相談は無料
調査・見積もり 費用がかかる場合あり
注意点 エリア・加盟店により、記載の価格や条件で対応できない場合あり
※2026年10月11日に伐採110番の公式サイト(シェアリングテクノロジー)で確認。最新の料金・条件は公式で確認

表の金額は木を切り倒す伐採のもので、もみじを残して枝を切る剪定の費用は、ここからは読み取れません。

見積もりは木の高さと幹の太さで変わるため、問い合わせではその2つを伝えておきましょう。電線や建物との近さも添えると、作業の難しさまで先に伝わります(記事の助言)。

高さと幹の太さを伝えれば、剪定まで受けられるかも、同じ問い合わせの中で確かめられます。

脚立の届かない枝をどうするか、下のボタンから相談窓口の案内を見てみませんか。

\ 脚立の届かない木も、庭木1本から /

もみじをバッサリ剪定したい人の、こまかな疑問

よくある質問

切る前後に出てきやすい疑問に、資料に書かれている範囲で答えます。

枝の途中で切ってしまったもみじは、このあとどうなりますか?

札幌市公園緑化協会の冊子は、もみじの枝を途中で切り落とすと、次の枝や芽の所まで枯れ込んでくるとしています。木ごと枯れるかまで書いた資料は、この記事で調べた範囲では見つかっていません。枯れ込みの範囲は枝の途中でバッサリ剪定したもみじは、次の枝や芽まで枯れ込むにまとめました。

年が明けてから切るのは、遅すぎますか?

札幌の冊子は、もみじは水揚げが早く2月頃までに水が頂芽まで来るため、春先の剪定は好ましくないとしています(北海道の話)。街路樹のマニュアルは「毎冬」とだけ書いていて、月は決めていません。春先まで持ち越さない理由は水揚げの早いもみじは、春先に切ると枯れ込みやすいで解説しました。

紅葉の見ごろのうちに、太い枝を切ってもいいですか?

札幌の冊子のもみじの項は、剪定時期を8月中旬以降としつつ、太い枝を切るときや強剪定は落葉してから行うとしています。見ごろの時期は葉がまだ枝に残っているので、太い枝は葉が落ちるのを待つのが冊子の書き方に沿った順番。時期の表は札幌の冊子では、もみじは落葉後の晩秋に切るにあります。

夏に伸びてきた長い枝は、切ってもいいですか?

札幌の冊子は夏に出た徒長枝を元から切るか切り詰めるとし、街路樹のマニュアルも徒長枝は根元付近で切り落とすとしています。一方で、夏の大枝降ろしや強度の剪定は根の発達を妨げるとされ、こちらは樹木一般の記述。扱いはイロハモミジに出やすい徒長枝は、根元近くで切るにまとめました。

シダレモミジも、同じ切り方でいいですか?

札幌の冊子は、シダレモミジは上芽を残して自然に枝が垂れてくるようにすれば傘状になる、と説明しています。下芽で切ると直下や内側に伸びてゴツゴツした感じになる、とも書かれていました。普通のもみじとの違いは横へ広がるように、側芽を残して切るの表に載せています。

札幌より暖かい地域でも、同じ時期に切ればいいですか?

札幌の冊子の月(落葉後の晩秋=11月中旬〜12月中旬)は、北海道の気候を前提にした記述です。街路樹のマニュアルは毎冬、守山市の広報紙の樹木医の解説は葉が落ちるころからの休眠期と書くだけで、月は示していません。「葉が落ちたあと」を目安にする理由は街路樹のマニュアルは月を書かず、毎冬の剪定としているに書きました。

切り口に塗るのは、どんなものですか?

街路樹のマニュアルは、大きな切り口にペーストタイプの殺菌剤を塗って保護するとしています(‘司シルエット’の項)。薬剤名や塗り始める太さの基準は資料になく、守山市の広報紙も殺菌剤の塗布を挙げるのみ。資料の記述は大きな切り口は、殺菌剤で保護するよう勧められているに並べました。

内側で枯れている細い枝は、切ってしまっていいですか?

札幌の冊子は、手を入れないもみじはふところ枝が枯れ込むとして、手入れに枯枝を切ることを挙げています。街路樹のマニュアルの強剪定でも、木の内側へ向かう枝の大半は根元から切りとる扱い。内側の枝の枯れは手を入れないもみじも、混んだ内側の枝から枯れてくるで取り上げました。

毎年は切れないとき、何年かおきにまとめて切ってもいいですか?

街路樹のマニュアルは、隔年で剪定する場合などは推奨より強めに切る必要が生じると考えられる、としています。一方、札幌の冊子は庭木一般について、数年に1回の剪定は木に負担をかけやすいと注意していました。強めに切る年も枝分かれの所で切る前提はマニュアルの強剪定は、植えて間もない街路樹を毎冬切る話にまとめています。

伐採110番に問い合わせるとき、何を伝えておくといいですか?

公式サイトは、木の高さ・幹の太さ・作業の難しさを考えて見積もりを出すとしています。そのため、もみじの高さと幹の太さ、電線や建物との近さを伝えておくのが記事の助言。聞いておきたいことは剪定も受けるとあるが、もみじの名前は出てこないにまとめました。

まとめ:もみじはぶつ切りをやめて、枝分かれの所でバッサリ剪定

まとめ

もみじをバッサリ小さくしたいときは、太い枝を途中でぶつ切りにせず、細い枝との枝分かれの所まで切り詰めるのが資料の切り方。

切る時期は葉が落ちたあとで、水揚げの早い春先まで持ち越さないことが、札幌の冊子のもみじの項と重なります。

次の冬に葉が落ちきったら、まずは手の届く高さの枝で、細い枝が出ている所を探して切ってみましょう。

太い枝に手をつけるのは、その切り方に慣れてからでも間に合います。

もん吉

次の冬は、枝分かれの所で切ってみよう。

とはいえ、2階に届く枝を枝分かれの所まで戻すのは、脚立の上では手の届きにくい作業です。

葉が落ちたあとに済ませたい高い枝は、庭木1本から相談できる伐採110番に、剪定まで頼めるかを聞いてみませんか。

\ 相談は無料・高い木も庭木1本から /

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